日本での年齢について思う事
日本はとにかく年齢を公にしますよね。
ネットで悪い事した人は勿論、良い事した人も年齢を掲載しますよね。
就活の履歴書には必ず年齢を明記しますよね。
面接の時も年齢をきかれますよね。
それ以前に応募する際に年齢制限がありますよね。
年齢を基準に物事を考えますよね。
そんな歳でXXXするなんておかしいんじゃない?とか言われますよね。
もういい加減、歳なんだから辞めたら?とか言われますよね。
いい歳なんだから、いい加減結婚したら?とか言われますよね。
おばさんなのにみっともない、とか言われますよね。
どうでしょうか?日本に住んでいると、至って普通な事だと思われるでしょうが、いざ日本を離れてアメリカで住む期間が長くなると、上記の事ってとってもおかしな事に思えます。
なんか、日本では歳をとればとるほど、新しい事にチャレンジが出来にくいし、挑戦する事を逆に馬鹿にされてしまうという悲しい環境。
20代はこうあるべき、30代はこう、40代はもう落ち着く必要があるから転職なんか考えられない、50代で起業なんて遅すぎる!等、年齢によってあるべき基準を決められている様な感じがします。そして、その枠からはみ出ると、もう40歳なのにバカだな。。とか言われるかもしれませんよね。
アメリカの年齢について思う事
一方、アメリカでは年齢は関係ありません。聞かれる事もありませんし。
日本では絶対的に年齢制限のある洋服店の販売員の仕事でも、アメリカだとおばさんだろうが、おじいさんだろうが、その人に魅力があれば働く事が出来ます。
仕事の面接で年齢を聞かれる事がありませんし、私は面接をする立場だったのですが、その際に年齢を気にする事はありません。
販売員の仕事に40代や50代、60代でも全然応募してこられます。逆にそういった人達の方がパワーがある場合があります。
私はアメリカのコミュニティーカレッジという二年制の大学に通いましたが、クラスには普通に30-50代位の大人も一緒に授業を受けています。
特にビジネス系の内容のクラスだと半分位の生徒がそういった社会人だったりします。彼等は直接仕事に活かしたい為、新しく何かを学びたい為、社会人から学生に戻って4年生大学に進学したい為等、色々と目的があります。
何歳になっても、学びたいと思う事を学べる環境を提供しているのです。
アメリカでは、何歳からでも挑戦したい!と思ったらそれを受け入れられるのです。何歳だからXXX、バカじゃない?という事はまずありません。
日本の様に女性は30歳位までに結婚した方が良いよね、、等といった固定観念がありません。したい時にすれば良いんじゃない、人それぞれだから。といった感じだと思います。
まとめ
アメリカで生きていく上で、年齢はそんなに重要ではなく、何歳になっても挑戦したければ挑戦すべきだし、年齢による枠組みを作る必要はありません。
日本では特に女性がその枠にはめられがちかな、、と思いますが、そういった理由でもアメリカに来る女性は活躍する人が多いのかもしれませんね。
年齢は本当にただの生きてきた経過であって、別にそれ以上の何かがある訳ではありません。
年齢という枠組みをとっぱらって、自分にも他人にも、もっと自由な気持ちを大切にしてみませんか?
日本もそうなっていけば良いのにな、、と思う今日この頃です。
最後にTwitter@tomitainusaではアメリカの日常の事、仕事の事、そして小売業の事等を呟いていますので、ぜひフォローしてください。