アメリカでライフコーチに付く:大人になってからコーチを持つ大切さ

以前、アメリカではカウンセリングを受ける事はとても普通の事という記事を書きましたが、それに繋がる事です。

あなたには人生のコーチって居ますか?

何故、子供の時は親が居て、学生時代には先生が居て、部活ではコーチが居たのに、大人になると、そういう人達が必要じゃ無くなるのでしょうか?

社会人になってから、何かを教えてくれる人、指導してくれる人って言うのは上司の事じゃない??と即答される人もいるかもしれません。

はい。勿論、上司もその内の一人です。

仕事を教えてくれる人ですから。

でも、新人の頃、20代の頃はもしかしたら、それでも良いのかも知れません(私は自分の新人時代、20代を振り返ってみて、上司だけで良かった、事足りたとは全く思いませんが)。

30代、40代になってくるとどうでしょうか?

自分が会社の中で、もしくは社会人としての経験を積んで、どんどん上の立場になって来たらどうでしょう?

それでも、社長だったり、取締役だったり、上司、教えてくれる人と呼べる人は居るし。。

でも、、あなたが考えている社会人、会社の上司は本当にあなたの先生??

アスリートが雇っているコーチみたいに、あなたの上司はあなたの人生を本気で良くしようとしてくれるプロと言えますか?

あなたが選んだ訳でもなく、会社が偶然にあてがった、単に「あなたより上の立場の人」じゃないですか?

勿論、学生時代も会社の上司と同様に、誰かが偶然にあてがった人があなたのコーチな訳ですが、その時よりあなた自身の経験値、知識共にレベルアップしているので、それ相応のレベルで教えてくれる人が必要になってきます。

しかも、社会人になると仕事だけではなく、お金の事、結婚の事、家庭の事、将来の事や仕事だけでは収まり切れないハイレベルな課題が非常に増えてきますが、あなたの上司は仕事以外で何か教えてくれますか?

あなたの人生をよくしてくれる人?

幸せに導いてくれる人?

じゃ、起業、独立する事になったら?

最後に、、あなたの上司はあなたの人生のコーチですか?!

そういう意味では、沢山の本があなたの人生のコーチとなって色々と教えてくれる、と思われるかも知れません。

それは間違いないと思います。私も本は大好きで、私の人生のコーチである事に間違いありません。

でも、一方通行の本のみよりも、本でインプットをして、さらに対面、深い所まで掘り下げた会話をしてお互いが実際に色々と感じ取れ、それを元にアドバイスを貰える。

その役割がライフコーチです。

私がライフコーチを付けた理由

当時、私には近くに上司が居ませんでした。

日系の会社だったので、日本には当然私の上司に当たる人は居ましたが、やはり日本とアメリカ。年に2回の日本出張時と年に一回の日本本社からの出張で、その上司とは年に3回しか対面する機会はありません。

日々やり取りをする訳でもなく、月に一回の報告書提出とそれに伴うメールのやり取りがメインのやり取り。

その数年前は、私の尊敬するとてもパワフルな創業者の方がアメリカ担当になり、しょっちゅう渡米出張して頂いたので、仕事のみならず、人生のコーチとして色々と厳しくも指導して頂いたのですが、その方も定年退社して居なくなり、本当に孤軍奮闘という感じで、私自身が会社のトップのつもりで仕事をしていました。

しかし、指導して貰える、教えてくれる人が身近に欲しい為、本を読みまくりました。

それはそれで得る事がとてもありましたが、上記の様に一方通行では無く、きちんと向き合えるメンター的存在の人が欲しいな、、とずっと思っていました。

そんな中、ふとSNSでライフコーチを始めたばかり、(まだ当時は本格的には始めてなかったのかもしれません)の方の存在を知りました。

経歴を見ても面白そうな方で、見つけた瞬間直ぐ彼に「私のライフコーチになって下さい!」とコンタクトを取りました。

上野ハジメさん、という方ですが、優しい中にも厳しさのある方です。

ぜひ、彼のサイトをチェックしてみて下さい。

http://www.hajimeueno.com/about

日本に住まれていて、なんとなく日々を過ごしている人、今更転職なんか出来る訳ない!と頑なに思っている人なんか特にお勧めします!

自分だけの狭い世界で生きていると自覚している人なんかは、「え!そんな考え方があるんだ!?」と衝撃を受けるかもしれませんね(笑)。

LAに住まれていますが、日本にも帰国してセミナーや個別カウンセリングをされているみたいですし、勿論オンラインでカウンセリングもされているので、ぜひコンタクトを取ってみて下さい!

ライフコーチから得れる5つの事

前振りが長くなりましたが、私がライフコーチから得る事が出来た5つの事を説明します。

1:自分を見つめ直す機会を得れる

まず、自分自身を振り返る機会を与えられます。

子供の頃から最近の事まで、何が楽しくて、悲しくて、嬉しくて、辛かったのか。

こういうのって、本当に何か機会が無いとやりませんよね?

けど、自分の過去を振り返る事って本当に大切な事だと思います。

2:将来やりたい事をあらためてきちんと考える機会を得れる

そして、今後何をやりたいのか。

真剣な事からくだらない事まで、100個以上明記しました。

将来自分は何がやりたいのか??きっと頭の中ではグルグルといつも考えている事でしょう。

でも、紙に書くという行為は自分の頭の中を整理させる為にとても大切な事です。

漠然と考えていた事が明確になって行きます。

そして、それらを具体的な事に落とし込んで行きます。

3:優しくも厳しいアドバイスを得れる

ライフコーチです。

それは優しい時も厳しい時もあるでしょう。。

でも、それは必然です。

コーチなんですから(笑)。。

大人になってから、人生のアドバイスをもらえる、という事等あります?

会社の上司から同じ様な事を何度も繰り返し聞かされている、うざったい人生アドバイスじゃないですよ(苦笑)!

プロの人生コーチです。

それはお金を払う価値が十分にありますよね。

4:期限を決めて物事に取り組めるので生活に規律が出来る

仕事、趣味以外で自分で期限を決めて何かに取り組んでいる事はありますか?

ライフコーチは期限を付けて、自分の人生を良くする為の課題を出してくれます。

課題以外でも、何かやりたいと思う事があっても、自分ひとりだと何か言い訳が先行して、中々スタート出来ない、という経験はありませんか?

ライフコーチは言い訳が先行しない様に、問答無用な期限を付けてくれます。

5:視野が拡がる

ライフコーチと言う位なので、色々な経験、知識を持っています。

上記の私のライフコーチだった上野さんはとにかく本を沢山読んでいて、交友関係も広いですし、アメリカ在住の為、きっと狭い凝り固まった考えを持っている方なんかには特にお勧めしたいです。とけてドロドロになるかもしれませんね(笑)!

今物事が急激に急速に変わって行っています。堅い考えだけでは絶対に乗り遅れてしまいます。柔軟な考え方を得る為にも、ぜひともお勧めしたいですね。。

カウンセリングを受けるのもおすすめ

ライフコーチは、その名の通り人生のコーチですが、それとはまた別に、あなたの心のケアをしてくれるカウンセリングを受ける事も本当にお勧めしたいです。

アメリカでは、ライフコーチを付けるのと同じ位、いや、もっと全然一般的に行われているのが、カウンセリングです。

ライフコーチは「これからのあなたの人生をどんどんと切り開いて行こう!と前から引っ張ってくれるリーダー」という様なイメージですが、

カウンセリングは「心のメンテナンスをしながら人生が正しい方向性に向かって行ける様に、後ろから支えてくれるサポーター」という様なイメージです。

そうなんです。どちらも必要なんですよね。

ただ、問題なのは、日本だと「カウンセリング」と言うとあまりいいイメージが無い、という点です。

本当に残念な事に、日本でカウンセリングを受けるには、周りの目を気にしないといけないんですよね。。

アメリカでのカウンセリングについて詳細を記事にしました。

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まとめ

ライフコーチは一つの例としても、自分の人生のコーチを持つ事、アドバイスをもらえる人を得る事というのは、とても意味のある事だと思います。

大人になってからの方が沢山の課題、問題にぶち当たって行きます。アドバイスを欲する事は普通の事です。

もしかしたら、子供の頃よりも大人になってからの方がコーチという存在は重要かもしれませんね。。

ライフコーチ、メンターという存在、考え方はアメリカならではなのかもしれませんが、どうでしょうか?ここまで読んでみて、人生のコーチって必要だと思いませんでしたか??

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