パートナーが掃除しないとお悩みの方へ対処法

既にご結婚されている方でこんな悩みはないでしょうか?

  • 妻が旦那が掃除をしない
  • 妻が旦那が掃除機をかけているのを見た事がほぼ無い
  • 妻が旦那が整理整頓、片づけをしない
  • 無くした物をしょっちゅう探している
  • 冷蔵庫の中がぐちゃぐちゃ
  • 食べ物が賞味期限切れなのに冷蔵庫の中に埋もれている
  • シンクには洗っていない食器の山
  • 床が脱ぎ捨てた服でぐちゃぐちゃ
  • 洗濯物は溜まり放題
  • 床にお金が落ちている
  • 妻の旦那のタンスの中はぐちゃぐちゃ
  • 妻の旦那の車の中もぐちゃぐちゃで食べかすやゴミが床に拡がり放題
  • 買った物を袋に入れたまま放置して忘れている

笑ってしまう位酷い状況で、辛いと思いますが、この状況で悩んでいる人は意外と多いかもしれません。

「じゃ、旦那が妻が全てやってあげれば済む話じゃないか!」と言われてしまえば、この問題は解決するのですが、決してそんな単純な話ではないはずです。

しかし、今回は私が男性なので「妻が」という点から見ていますが、これからの内容は逆バージョンの「旦那が掃除しない悩み」にも当然落とし込めます。

むしろ、「旦那が掃除を全くしない!!」というケースの方が多いかもしれませんね(笑)。

家事、掃除、片づけは女性である妻がやるべきだ、という考えをお持ちならば、それは間違っています。

このご時世、共働きの夫婦も多いでしょうし、例え専業主婦でも、主夫であっても、どちらかに押し付けるのでは無く、二人協力するべきです。

この記事は夫婦で家事を協力してやっていく為の提案です。

私はアメリカ在住ですので、アメリカの夫婦は一体家事の分担をどうしているのか?をデータと共に見て、妻が掃除をしないという問題と対策を考えていきましょう。

アメリカでは共働きが普通だから家事は分担制が当たり前

アメリカでは日本の夫婦よりも共働きのケースが多いと思います。

私の会社のほとんどの家庭が共働きで、お子さんがいらっしゃる親御さんは平日お金を払ってお子さんの面倒を見て貰ったりしています。

そして、共働きなので当然家事も分担制にしている家庭がほとんどだと思います。

子育てに関しても奥さんに任せっきりにするという事はまずありません。

しかし、日本に比べると子育ては別ですが、家事に関してはそんなに重要視していないのではないかとも思います。

家事に費やす時間よりも家族と過ごす為の時間の方が大事だと考えているのではないでしょうかね。

では、男女で一体どの位の割合の家事分担をしているのか?というデータが欲しくなったので、調べてみました。


https://www.bls.gov/tus/charts/household.htm

これは2015年のアメリカの夫婦間での家事分担の一日平均時間割合の表です。

そして、日本の状況も把握する為に日本のデータも探しました。

日本の場合共働きと専業主婦の方も多いと思うので、両方の2016年データを見つけました。

https://doors.nikkei.com/atcl/wol/trend/15/103776/021600110/

では、他の国のデータも見てみましょう。

2016年のデータで、6歳未満の子供を持つ夫婦の育児と家事分担の国際比較表です。

http://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/top/hyouka/k_42/pdf/s1-2.pdf

このデータは総務省データを基にして作られた表なので、正確さは高いかと思います。

これらのデータを比較してどう見るか、数字をどう受け取るかはあなた次第ですが、日本人男性の家事・育児の時間が他国のそれに比べて著しく少ないですね。

反して、日本人女性の家事育児の時間が他国に比べても飛びぬけて多いと分かります。

そして日本人男女の時間対比の差の大きい事。。

この数字をきちんと受け入れた上で今回のテーマ「妻が掃除をしない」という悩みに関しての対策を書いていきますので、ご了承下さい。

受け入れて大きな視点で見てみる

さて、再度日本人男性の家事の時間が著しく少ないというデータを理解した上で、このテーマに入って行きましょう。

妻が掃除が出来ないと悩んでいる方は、リサーチしてみると意外と多そうな事が分かりました。

上記の様に、妻が出来ないんだったら旦那であるあなたがやれば済むだけじゃないか!?というだけの問題では無いと思います。

どちらかのみが一方的に長期間やっていると、必ずいつかひずみが起きてしまいます。

では、何故妻は全然掃除をしないのか?

これは男女共にですが、生まれ育ってきた環境、親からの教育、性格、過去の習慣、病気など色々な要因があると思います。

では、その事実、現実を受け入れてどう対応するか、という点に注目していきましょう。

先ずは奥様が掃除を全くしなくて、旦那さんだけが掃除片づけをしている、という点を十分理解した上で、一度その事実を完全に受け入れてみた場合はどうなりますか?

わかります。。

辛いですよね。。

最悪は離婚を考える程の人も多いかもしれませんね。

しかし、人を変えるのは本当に難しいと思います。

無理に奥様を変えるのでは無く、一度違った角度から奥様を見てみませんか?

奥様はその家事が苦手な変わりに何かあなたに、子供達に、家族全体に素晴らしい別の何かを提供してくれていませんか?

正直な所、私の妻も掃除、片づけは苦手です。

上の悩み項目はいくつか当てはまりますね。。

何回かこれで喧嘩をした事もありますが、幸いな事に私は完璧主義、潔癖症では無い為、今までもスルーしてやってこれています。

もし、私が日本に住んだままで渡米しなかったら、この状況はやばかったかもしれませんが、ラッキーな事に渡米して私は「受け入れる」という事を学びました。

私の妻は家事が苦手だけど(料理は得意)、違う角度から妻を見た場合、本当に素晴らしい妻、お母さんです。

沢山の才能に溢れて、行動力があって、仕事も出来て、頭もよくて、何よりも子供達への真剣に向き合う姿、愛情には頭が下がります。

はい、私は妻をとても尊敬しています。

こういう視点で見てみると、妻が掃除片づけが苦手という項目は、10ある内のたった1か2が出来ないという話です。

では、自分に置き換えてみてみましょう。

私の苦手な事は?

1や2個なんてもんじゃないです(笑)!!

これは勿論、人それぞれなので、一概に受け入れて、違う角度から見たとしても当てはまらない事もあるかと思います。

そこを無理やり何でもかんでも受け入れろ!というのでは無く、いくつかある提案の内の一つです。

しかも上記の様に、旦那さんだけが一人でこれからずっと掃除片づけ家事を全てこなしていくとなると、必ず不調和が発生します。

その為に、この事実を受け入れた上で、他にも何かしらの手助けは必ず必要です。

では、精神論は以上にして、具体的な対策を見て行きましょう。

ロボット掃除機

具体的な対策としては、もう誰か、何かに頼りましょう。

私は最近新しいロボット掃除機を購入しました。

もうこれは家事をするには必須アイテムですね!!

毎日掃除機をかけるのはかなりの負担になりませんか?

ここでお勧めするのは、安いロボット掃除機では無く、ある程度きちんと働いてくれる費用効果の高い、少し良い商品を購入して下さい。

私は今回のは2台目ですが、一代目の時はあまり有効活用出来なかったので、そんなに有益には感じなかったのですが、今回ルンバを購入してかなり生活の質があがりましたし、掃除担当の私の時間も作る事が出来て、とても最高の買い物だと思っています。

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但し、このロボット掃除機だけでは隅々まで出来ないので、サブとして通常の掃除機を使う必要はあります。

私はそれでもメインとしてロボット掃除機に掃除して貰える様になって、かなり労力と時間の節約が出来たので、お勧めです。

掃除機と共に、お皿を洗う作業を食器洗浄乾燥機に任せてはどうでしょうか?

アメリカではほぼ全家庭のお宅に付いている物ですが、日本では付いて無い家庭も多いかもしれませんね。

でも思い切って購入を視野に入れてみませんか?

掃除、食器洗いは、出来ていなかったら視覚的にも体感的にも非常にストレスになりますよね?

とっても分かりますよ。。。

何でもかんでも自分達でやるのでは無く、誰か、何かに頼るのは素晴らしい選択の一つです。

家事代行屋

もし、ロボット掃除機と食器洗浄乾燥機だけでも、家事が賄いきれない。

そんな事位だと、どうしても家事で妻に対してイライラが募る!という事ならば、定期的にお金を出して家事代行に依頼してみて下さい。

お金でそのイライラが解決されて、尚且つ自分の時間も妻の時間も確保出来て、家族が平和に暮らせるのであれば、それは最高ではありませんか?

アメリカではぶっちゃけ家事は家族の中で重要視されていません。

家事に時間を使うよりも、家族で一緒に何かをする事に時間を取る方が大切だと認識しています。

その為、家事代行という形でお金を払って、家族の時間を増やしている人も多くいます。

日本でもその流れは来ていて、ある著名な社長さんは年収300万以上の人は絶対に使った方が良いと言っていたので、それ位の費用対比効果があるという事ですね。

アメリカ在住の方はyelpで検索すると、各地域で腐る程出てくるのでローカルサービスをご利用下さい。

カウンセリング

上記の様にこの記事を書くに辺り、ネットで色々とリサーチしてみると本当に沢山同じような意見がありました。

特に今回のコロナウィルスの非常事態宣言で自宅待機や在宅勤務になって特に妻が掃除・片づけをしないのが顕著になってしまい、うんざりしているケースも増えている様です。

夫婦間の家事に関する記事のコメントで同じような意見をされている人々を見つけたので、その内の何人かの意見をここに載せてみましょう。

アラフォー男性です。専業主婦の妻と双子を含む3人の息子がおります。我が家は妻が片付けできない、買い物依存、家計簿つけられない、ゴミの分別できない、役員等もできない女性です。トイレットペーパーの芯を取り替えるのすらめんどくさがります。たまに掃除はしてくれますが、防音マットの上しか掃除機をかけないため、私が埃まみれのマットの下まで掃除します。洗濯機のスイッチを押すのは妻、干すのは夫の私です。子供会、自治会、PTA、幼稚園の役員全て夫の私がやってます。コロナで外出規制がかかる前は土日は常に子供達を私1人であちこち連れて行き、妻の1人になる時間をお膳立てします。いわゆる名もなき家事はほぼ夫の私がしてます。夫はダメダメ、妻ばかり頑張ってる的な記事を見るたび悲しくなります。
専業主婦の妻と5.6歳の2人の息子がおります。我が家の妻もネット買い物依存、料理はほぼ外食、マンションの役員等もしません。掃除はハウスキーパーで、子供の勉強・風呂・歯磨き・寝かしつけは私です。洗濯と子供の保育園の送り迎えはしてくれますが、土日は全ての家事育児が私で妻は昼過ぎまで寝てて起きてきた時には「昼ごはん何?」と言われます。コロナで外出規制がかかる前の土日は常に子供達を私1人で公園やらフットサル場やら連れて行き、妻が1人になる時間をお膳立てします。というかもはや最初から私と子供のプランに妻は入ってません。今回のコロナで私が仕事が休みの間は毎日が土日扱いで妻の機嫌は最高潮、「ずっとコロナなら良いのに」って言ってました。
勤務だといっても銀行や買い物へ行かされる。朝、昼の食事の支度は私。幸い夕食の支度は娘がやってくれます。洗濯も私。ちょっと溜めると文句を言われます。で、妻は何をしてるかというと丸一日テレビゲーム。高校生の娘と小学生の息子と30分交代でやってます。娘と息子は自分の番じゃないときに、側で見ていると「他にやることあるでしょ」と言われて学校の課題をやっていますが、妻はゲームのみ。朝早く起きてきて寝るまでずっとやってます。もう2ヶ月くらいですかね。来週からは子供らの学校が始まるので、在宅勤務のときは二人きりの時間が増えます。絶対に無理です。在宅勤務がなくなったと出勤したふりをしようかな。
妻はキャリアウーマンで仕事は相当丁寧で評価も高いようなのですが、デスクワーク以外のことは全般的にダメで、家事の才能はゼロ。料理が全くできず、やろうという意思さえなし。腹さえ満たせればいいと思っていて、いつもスーパーの惣菜かレンジでチン。料理は時間と手間がかかってコスパが悪いと考えているようです。洗濯も私。子どものご飯の準備と皿洗いも私。子どもの風呂も私。何度言ってもやってくれないのでもう諦めてますが、結婚前にこれがわかっていれば絶対に結婚しなかった。
今は僕が仕事100%、育児80%、家事70%ぐらいやってるかな。妻は専業主婦ですが、スマホやテレビばかりで体調悪い日が多く、僕が不満でも言うとキレて精神不安定になったりします。こういう女性は僕の周辺でもかなりの数いるのですが、マスメディアでの認知はまだ低いようですね。家庭では女が頑張って男がだらける、という記事ばかりな時点で、そもそもマスメディア側に男女の偏見や固定観念が抜けないのでしょう。それと、こういう女性は発達障害はパーソナリティ障害をもっていることが多いことを知りましょう。日本は精神疾患の後進国ですから、その認知や理解が大きな課題です。

ある程度ストレスが溜まってしまうと、もう話し合いをしても埒が明かないとなれば、もう離婚に向かうしかありません。

どうにもこうにも改善出来ない、もうお手上げという場合は是非プロに相談してみて下さい。

これ以上悩むと、あなたの精神が参って鬱になってしまうかもしれませんし、もしかしたら奥様が何か病気を患っているかもしれません。

アメリカではカウンセリングに通う事は本当に普通の事です。

可能であれば夫婦共にカウンセリングを受けるのが良いと思います。

夫婦共にカウンセリングを受けるのもアメリカでは本当に普通の事ですので。

私のカウンセリング体験記ですが、沢山の方に読んで頂いていますので、是非ご覧ください。

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まとめ

最初にも述べましたが、これは妻が掃除をしない、という問題だけではなく、旦那が掃除をしないにも当然当て込む事が出来ます。

昔の日本の様に家事は女性、仕事は男性という古い考えは現代ではもうあり得ません。

二人が協力して育児も含めて家事をやっていく事が当然です。

夫婦で家事を協力してやっていく為の提案のまとめです。

・一度受け入れて違った角度から見てみる
・ロボット掃除機
・家事代行サービス
・カウンセリング

たまたま、妻が掃除をしなくて困っている、、という話を聞いた為、この記事内容を思いつきましたが、妻にしても、旦那にしても、この問題は解決出来ると思います。

もし、これで一人でもこの悩みから解放されたら幸いです。

★日々インスタグラムでアメリカの日常を更新しておりますので、是非ご確認ください。!

https://www.instagram.com/yasutomotomita.la/

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