「将来アメリカで是非働いてみたい!」
と思われる方はとても多いと思いますが、周りにそういう方がいない場合は、
「一体全体どうすれば、アメリカで働く事が出来るの!?」
「アメリカで働く方法って一体どんなやり方があるの?」
「アメリカの労働ビザって簡単に取れるのかな?」
と雲をつかむ様な方も居るのではないでしょうか?
そういう方の為に、私が実際アメリカの日系企業と米企業と10年以上も働いて分かった事もあります。
2019年11月現在ではもう渡米16年となりました!
今日で渡米16年目
— とみた@🇺🇸アメリカで生きるブロガー (@tomitainusa) November 2, 2019
当時、全てを捨てて渡米する事は一大決心で、大きな覚悟を持って来た
今では普通に日米を行き来しているけど、LAX に降り立ったあの日の大きなドキドキと少しのワクワクを忘れる事は一生無い
「そこそこ頑張ってるけど、まだまだかな🥴」
当時の僕は今の私にきっとこう言うかな😊
未だに、あの渡米した日の事を忘れる事はありません。
そんな渡米16年の私の経験してきた事も踏まえつつ、アメリカで働くには一体どういう方法があるのかを5つの方法で見てみましょう。
アメリカで働く5つの方法とは
1:学生ビザで渡米してそのまま仕事を探して就職する
これが一番一般的で多いのではないでしょうか。
私の周りの日本人も大体がこのパターンでしたね。
まず学生として生活の拠点を確保する事によって、現地の色々な情報を得る事が出来ます。
卒業後にOPT(プラクティカルトレーニング)という学生ビザのままで働ける権利を得れる為、就職の前にワンステップを得る事も可能です。
渡米していきなり仕事を探そうにもビザの問題があるし、仕事を探す事は非常に難しいです。
しかし、学生から始めると、その間に仕事のコネクションを作る事が出来るかもしれません。
もしかしたら、実際にインターンに参加した会社でそのまま就職への道が開けるかもしれません。
学生として、まずはアメリカの文化に馴染む事も非常に有意義な時間だとも思います。
私もこの流れで仕事を得る事が出来ました。
私の場合、日本で大学卒の学位をもっていたので、アメリカでは2年制のカレッジで仕事に直結する学位を取り、OPTで1年間日系企業で働き、そこでH1ビザを取得しました。
やはり、学生時代に色々と生活のベースを作り上げる事が出来たので、この流れはとても良かったと思います。
「留学という手もあるのは分かってるけどな。。」
みたいに、自分一人で悩んでいても、もしくはネットでリサーチをむやみやたらにしていても、自分が目指すべき方向性を見出すのは難しいです。
専門家は、例えあなたがおぼろげでハッキリしない妄想レベルの段階でも、しっかりと受け止めて色々とアドバイスをくれるはずです。
まずは留学を専門にしている業者に相談してみて下さい。
アメリカに住みたいと漠然と思われる方は多いと思います。観光旅行ならば問題ありませんが、ロサンゼルスやニューヨークの様な大都市でさっそうと仕事をしたいな。。ハワイの様な素敵な場所で家族との時間を大切にしながら仕事をしたいな。。[…]
2:インターンシップ渡米
次に可能性があるのが、海外インターンシップ紹介会社経由の渡米かと思います。
インターンシップだと他の労働ビザと比較して、かなり敷居が低いと言えるかもしれません。
その理由は、ビザが取りやすいからです。
アメリカで働く為の一般的なビザと言えば、H1ビザ(労働ビザ)かEビザ(投資ビザ)ですが、インターンシップ用のビザはJ1ビザになります。
上記の学生ビザで渡米した場合は、基本的には学生の間は働く事が出来ませんが(例外もある)、このJ1ビザは働く事が目的という違いがあります。
このビザを取得する為の条件として、4つあります。
- インターンシップとして受け入れてくれる会社が決まっている事
- J1ビザの生活費、渡米費が十分にある事
- インターンシップとして働く為の英語力がある事
- 18歳以上である事
但し、このビザのハードルが低いなりのデメリットは勿論あります。
学生ビザ、労働ビザ共に更新の申請が出来るが、このJ1ビザは更新が出来ず、12か月、もしくは18か月の期間が過ぎたら一度アメリカから出ないといけない決まりがあります。
その為、アメリカで長く労働経験を積もうと考えている方には、やはり上記の学生ビザからHかEビザに移るというのが正統派ですかね。
もし、とにかくアメリカで生活して何でもいいので仕事の経験をしたい、という方にはこのインターンシップという形の渡米をお勧めします。
3:アメリカ現地の人材派遣エージェント会社を通して日本に居ながら現地の会社を探す
現地にも沢山人材派遣会社があります。
多くの現地派遣会社は日本本社があり、アメリカ現地にも支店を置いているケースが多いです。
それら現地の会社に登録しておくというのも一つ手かもしれませんが、ビザの問題もクリアーにしないといけない事を考えると、日本に居ながらこのパターンで探すというのは難しいかもしれません。
ただし、仕事の専門職が既にある場合ビザサポートします、というケースもあります。
ロサンゼルスで代表的な人材派遣会社

4:現地情報ウェブサイトの人材募集欄で仕事を探す
現地に住んでいる人もこの現地情報ウェブサイトの中の日系企業、お店の人材募集のコーナー内で仕事を探している人はとても多いです。
ただ日本に住んでいる場合はビザの問題があり、更に日本とアメリカとの距離がある為、現実的ではないかもしれませんが、色々な情報集めとしてはとても良いと思います。
ロサンゼルスで代表的な2つの現地情報サイト
https://losangeles.vivinavi.com/
これら2つのサイトは、実際にロサンゼルスに住んでいる多くの日本人も利用しています。
このサイトを見て、アメリカの日系企業はどんな内容の仕事があるのか?LAの企業はどういう募集をかけているのか?等と下調べ、勉強するにはとても有益なサイトです。
他の州でも日本人の多い地域ならば同様のウェブサイトがあるはずなので、ぜひ調べて見て下さい。
5:駐在員として渡米
最後に紹介する方法は、駐在員Lビザとして渡米する方法です。
日本の会社がアメリカにある関連会社に駐在員として渡米する方法です。
資格は管理職、役員か専門知識を有する人の2種類のどちらか必要で、過去3年の内1年はその会社での勤務が必要です。
問題は、その目的の会社に入社しないといけない事と、当然社内での状況にもよりますし、予定通りに渡米出来る可能性があったとしても、実際に社内の中で選考される必要もあります。
目的の会社で、駐在員としてアメリカに送り込まれた過去の実績をきちんとリサーチした上で、その会社へ転職、もしくは新卒入社に向かって動いて行かないといけませんし、実際に入社出来たとしても、運と実力の両方が伴う必要性もあります。
資格として幹部か専門職のどちらかが必要だし、1年間はその会社で働く必要があるので、新卒が直ぐLビザを取得出来ない為、計画性も必要になってきます。
ビザ代、渡米代、最低生活費等は会社が負担してくれる可能性は高いので、とてもメリットがありますが、駐在員を勝ち取るまではハードルがとても高いとも言えますね。
アメリカを含む海外の駐在ポジションを多く取り扱っているグローバル人材向け会員制の転職サイトです。レジュメを登録する事によってヘッドハンターからのスカウトも届きます。会員制の為、まずは登録してみて下さい。
番外編
A:渡米を少しでも考えているならば、今直ぐに英語の準備をする
上記の様に色々とアメリカで働く方法はありますが、何と言ってもアメリカで働くには英語力が必要です。
私が渡米した時には、オンライン英会話は無かった為、日本では地道に英語の勉強をしていました。
しかし渡米してみると全く通用しませんでした。。
アメリカ人の言っている事が全く聞き取れないし、言いたい事の10分の1も英語で言えない、、という本当にお粗末なスタートでした。
もし、渡米前の自分にアドバイスするならば、
「絶対にオンライン英会話でがっつりと毎日練習してから渡米した方が良いよ!」
通勤タイプの大手英会話スクール等に比べて、とっても格安で、早朝でも夜でも自分の都合のいい時に出来るし、更に沢山のアメリカ人や外国の方達と話す事に慣れるという事がとっても大事だったと思います。
例え上手く会話が出来なくても、先生以外誰も見ていないし、まずは無料体験もありますし、失う物は何も無いので、是非軽い気持ちでトライしてみて下さい。
一人に絞らずに、色んなタイプの先生と実際に話してみる事がとっても大切だと思います。
下記記事に英語学習についてまとめていますのでご参照下さい。
現在私の住んでいるアメリカカリフォルニア州は緊急事態宣言で自宅待機をもう1ヶ月以上しています。日本でも更に5月末まで外出自粛要請が出る様ですが、家にずっと居るのも大変な物です。この間にゆっくりするのも良いですが、折角家に居る[…]
B:2020年以降はもうこの方法しかないかも
2020年5月に追記としてこの番外編Bをぶち込みます(笑)!
アメリカでは2月から3月辺りにかけて一気にコロナウィルスが拡がって来ました。
以前から言われていましたが、失業率も一気に上昇して、アメリカでは更に声高に言われだしました。
アメリカ人の雇用を移民から死守する!
こうなってくると、私達日本からの移民、学生もアメリカで労働ビザを取得するのは非常に厳しくなってきます。
そこでこの提案です!是非ご覧ください!!
ロサンゼルスの街の雰囲気がとても素敵。。彼氏と夕焼けのビーチ沿いをのんびり歩きたい。将来は絶対にオシャレなサンタモニカの近くに住んでみたいな。。その界隈のお店で働けないかしら? ニューヨークでバリバリ仕[…]
結論:アメリカで仕事をする為には現地留学をお勧めします
インターンシップ渡米
アメリカ現地の人材派遣エージェント会社を通して日本に居ながら現地の会社を探す
現地情報ウェブサイトの人材募集欄で仕事を探す
駐在員として渡米
こうやってまとめてみると、やはりビザの問題や日本とアメリカの距離の問題が生じてきますし、駐在員等を除くと、中々現実化されにくいのかな、としみじみと思いました。
そうなると、やはり1番目に紹介した、「留学してからそのまま現地で就職」という流れが一番可能性が高いのかと思います。
現地に生活拠点があり、情報も沢山得る事が出来、HかEビザ取得という流れがスムーズ。
単にアメリカで働くという経験をしてみたい方にはインターンのJ1ビザが良いでしょうね。
社会人の方でも、アメリカの大学、大学院からそのまま就職という流れもあるので、海外に住みたい、アメリカで働きたい、と少しでも思われているならば、まずは専門家に無料で相談されてみては如何でしょうか?
2021年2月追記:2020年、2021年とコロナによって世の中の様子がかなり変わってしまいました。留学も海外で働く事も容易では無くなりました。しかし、今だからこそ出来る事もあると思います。その中の一つに英語力をアップするのは如何でしょうか?今年の末か来年2022年にはまた人々が海外を行き来している事と願います。その来たる時に向けて是非頑張って下さい!
日々の子供との付き合い、アメリカ生活での見え方、そして子供服に関して日々フィード投稿やストーリーで投稿していますので、ぜひフォローしてください。
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注意!(ビザ等に関して、内容、条件等頻繁に変更されていきます。あくまで私の経験や知識等を元に参考までに記載しておりますので、最終的には移民弁護士等の専門家や大使館等正式機関できちんとご確認下さい。)