【悲報】アメリカで交通事故にあい愛車が大炎上後に完全廃車。。

先日フリーウェイを走っていたら、交通事故に巻き込まれてしまいました。

4台を含む、かなり酷い玉突き事故でした。

私は前の車に激しくぶつかり、後ろからもぶつけられました。

そして、何とエンジンから火が出てきて、大炎上してしまいました。

消防隊が来て消化してくれましたが、車は燃え尽きて完全に廃車になってしまいました。

アメリカで生活していく上で、車は必需品で避ける事が出来ないけど、万が一交通事故に遭ってしまった場合、一体どうやって対処すればいいのか?

そんな不安があるかもしれませんね。

私の様に交通事故に巻き込まれない事を本当に願いますが、アメリカは日本に比べて交通事故に遭うリスクは高いのではないかと思っています。

そんな理由も後で説明しながら、もしも交通事故に遭った場合、どの様な手順を踏んでいくのか、私の今回の生々しい体験を元に明記していきます。

最後まで読んで頂くと、万が一、アメリカで交通事故に遭ったとしても、冷静にやるべき事、対処法が明確になるのではないかと思います。

交通事故に巻き込まれた時の対処法

警察とのやり取り

事故の大小によりますが、今回の様な大きな事故の場合は、911に連絡すると、直ぐに警察が来ます。

怪我人がいない様な小さな事故の場合は、電話しても来ないケースもあります。

取り敢えず、大小かかわらずに、911してください!

警察は、事故に巻き込まれた人達全員に、事故内容と保険会社の詳細、免許書、住所等を確認していきます。

それを元にポリスレポートを作成するので、きちんと詳細を伝えないといけません。

でも、今回の事故では私がかなり動揺していたので、きちんと伝えられていない事もありましたね。。

そして、数週間後にポリスレポートが出来た事を電話で確認して、取りに行かないといけません。

私の場合は弁護士が手配してくれました。

そしてビックリ!

当然、私は誰にぶつけたのかは明確でしたが、誰にぶつけられたのかが明確ではなかったので、その事実をポリスレポートから知りました。。

関わったドライバーとのやり取り

警察とやり取りをすると同時に、関わったドライバーとのやり取りも出来る限りします。

内容は、住所、電話番号、ドライバーズライセンス番号、保険会社の詳細、車のナンバープレート等の情報を得る必要があります。

但し、更なる事故にあわない為に、絶対に安全な場所を確保して、あなたも相手も怪我が無く、動ける状態の場合のみ行って下さい。

相手が怪我しているのに、無理して聞く必要はありません。

警察が全ての情報を得てくれるはずです。

保険会社とのやり取りで、絶対に相手の詳細を提示する必要がありますが、これは一応念の為ですので、警察が確認してくれているならば、大丈夫です。

そして、自分の車、相手の車、関わった車の詳細な写真を撮りましょう。

写真は証明になるので、とても大事です!

もし、目撃者が居るようであれば、その方の詳細も得ましょう。

保険会社とのやり取り

事故後に家に帰って来てから、直ぐに保険会社に電話しました。

私はここ数年はGEICOを利用していますが、長らく大手企業の自動車保険に加入して、高い保険料を払ってきましたが、本当に無駄でしたね。。

GEICOは月々の支払いは安いし、今回の事故での電話のやり取りその後の廃車の査定と支払いもとてもスムーズで、本当に満足なので、GEICO超お勧めです。
一度再見積もりしてみては如何でしょうか?

さて、話を戻して、、電話では事故の経緯から、相手の詳細まで全て聞かれます。

何やかんやと話していたら、トータルで1時間位はかかったと思います。

後は、上記の様に廃車の手続きがあります。

手続きをスピーディーにしてもらわないと、廃車した査定額が直ぐには入ってこなくて、次の車が中々買えなくなってしまうので、良い保険会社と契約する事は本当に大切だと実感しました。

交通弁護士という存在

事故の翌日、かかりつけのカイロドクターに電話してアポを取ろうとしたら、そのドクターから交通弁護士に連絡して色々と助けてもらった方が良いと言われ紹介してもらいました。

薄っすらとはその存在を知ってはいましたが、例えば、人をひいてしまったとか、当て逃げされたとか、自分では対処出来ない様な酷いケースのみ交通弁護士を利用するのかな?と思っていましたが、わざわざ紹介してもらったので連絡しました。

電話で交通弁護士は成功報酬で相手側から得た金額から1/3を報酬とする、という話を聞きました。

そして、保険会社とのやり取り、相手側の保険会社とのやり取り、病院の手続き、支払いの手続き等も全て彼らがやってくれるという事でした。

どうせ、自分でやっても保険会社からは最低限の金額しか引き出す事が出来ないから、彼らを雇って色々と処理毎はやってもらった方が良いな、と判断して手助けしてもらう事にしました。

実際、まだこのケースはクローズされていないのですが、今の所とても良くしてもらっています。

事故後の病院関連

ER(Emergency Room) に行くのか?

事故後にアンビュランスが到着、巻き込まれた内の数人は救急車の中に入っていきました。

私も救急隊員に首の状況を確認させられて、「お前もERに行くか?」と聞かれました。

首辺りが痛かったけど、行ったらそこからかなり時間を取られるし、「歩けるから行かなくて大丈夫」と返事したけれど、今になると少しでも体に心配や痛い箇所があるならばその場でERに行った方が良いと思います。

翌日、やっぱり痛くてUrgent Careに行きましたが、そのドクターは私が事故の大きさ等を口で説明しても今一ピンと来てないらしく、普通の一般患者と同じ様な軽く首と背中が痛い患者として診断され、たった2日のみ会社を休んだほうが良い、という内容のdoctor noteでした。

ERに行く事で保険会社とのやり取りで優位に立てるので、保険で行ける状況ならば行った方が良いのでは無いかと思います。

後々に痛い所が出てきても、ERにもUrgent Careにも行っていないとなると信憑性に欠ける可能性があり、早々とクローズされ医療費を請求出来ない可能性もあるそうです。

カイロ

カイロは上記の様にかかりつけのドクターがいましたが、ドクターと交通弁護士とも相談して週3日通う事になりました!?

週3日ってすごくないですか。。

勿論、体のケアの為ですが、週3日通う事によってこの怪我がどれだけ深刻かというアピールにもなるそうです。

結局、1ヶ月位週3日通い、その後は週2日、事故から3ヶ月強経った今現在でも通っています。

MRIとペインマネージメント

カイロに通っていても相変わらず首と腰が痛い事を弁護士に話すと、一度MRIを撮ることを勧められました。

勿論、体のケアの為ですが、同時にいかに深刻な状態かという保険会社へのアピールにもなるそうです。

しかし、その結果、椎間板ヘルニアになっていると判明し、神経外科とペインマネージメントに診てもらった方が良いという事になりました。

ペインマネージメント??

何、それ?

という感じでしたが、ドクターとも話をして、神経ブロックをうってもらいました。

中々深刻な状況が続いています。。。

今回の交通事故から学んだ事

アメリカでは交通事故に巻き込まれる可能性が高い

アメリカの運転は荒い人が多いし簡単に運転免許書が取れる為、運転が下手な人もとても多いと思います。

更には、フリーウェイの追い越し車線では、あおり運転も非常に多い!

自分が悪く無くても避けられない交通事故もあるので、リスクを減らす事が何よりも大事だと思います。

ドライブレコーダーは必須

事故当時はドライブレコーダーは搭載していませんでした。

しかし、もし搭載されていたら、もっとスムーズに事故処理が進んだ事でしょう。

最近のあおり運転、殴打事件等から考えても、ドライブレコーダーはもはや絶対的な存在では無いかと思ってきました。

ましてや、アメリカに住んでいる人は必須だと思います!

どうして、アメリカ在住者はドライブレコーダーが必須なのか記事にしてみました。

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車の個人売買も悪くないと認識

車が廃車になった為、当然変わりの車が必要になってきます。

ちょうど、私達は家のリファイナンスを考えていた為、新たに車のローンを組む事は出来るだけ避ける様にしました。

かといって、新車を一括で買う余分なキャッシュも持ち合わせていませんでしたし、全く想定外だった為、中古で買うにしてもそこに多くの現金を投入したくありませんでした。

まだ渡米間もない頃に中古車を購入した際、酷いトラブルに見舞われた為、その後は新車か保証付きの新古車しか買わない!と心に決めていましたが、今回は急な事で、リファイナンスというタイミングも加わり、次に購入するまでのつなぎの車として個人売買も見てみよう、と改めてチェックしてみました。

保険会社からは、今回廃車になった車の査定もスピーディーに終わり、その廃車の評価分のチェックをもらえたので、その金額から少しプラスした金額を予算としました。

そして、ある程度希望の中古車を個人売買で得る事が出来たので、個人売買も悪くは無いなと改めて認識しました。

個人売買のやり方は別記事で詳細を明記していますので、興味のある方は参考にしてください。

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まとめ

願う事ならば、一生交通事故に巻き込まれたくないというのが皆さんの本音でしょう。

当然、私もこんな酷い生きるか死ぬかみたいな交通事故に巻き込まれたく無かったし、ましてや自分の車が炎上して廃車になるとは夢にも思っていませんでした。。

しかし、交通事故は自分が悪く無くても遭ってしまう、巻き込まれてしまう可能性があるのです!

特にアメリカだと、ほとんどの地域での移動は常に車だし、フリーウェイで日々走る必要もあります。

更には運転も荒い人や下手な人も多い中、事故に遭う確率は非常に高いと思います。

万が一、不幸にも事故に巻き込まれた場合に、どうやって対応していけば良いのかを頭の隅にでも入れておけば、スムーズに対応出来るのでは無いでしょうか?

最後に、もう一度言わさせてもらいます。

アメリカではドライブレコーダーは必須ですよ!

ここ最近ではアメリカで暴動も至る場所で起こっていますし、レコーダーがあるに越した事はないでしょう。

私の体験談を元にドラレコレビュー記事もありますので、ご購入のご参考に。

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それでは皆さん安全運転で!

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