海外在住者が日本へ一時帰国時に旅行保険に加入すべきか!?

海外在住の日本人の中で、年に一回か、数年に一回は日本に一時帰国する方も多いかと思います。

ふと帰国する前に、「あれ?日本での保険はどうすれは良いの??」と直前になって焦った方も居るかもしれませんね。

私は日本に帰国した後に、日本の保険の事に気づきましたが、最終的には何とかなりました。

その経験も踏まえて、いくつかあるだろう中の一つのケースですが、海外在住者が日本へ一時帰国時に旅行保険に加入するかどうかを明記します。

日本旅行で保険加入忘れていた

以前の記事で明記した様に、先日息子と二人で日本に旅行してきました。

3歳の子供を連れて二人で飛行機で長時間かけて、尚且つ日本の田舎の為、空港から更に長旅をしないといけなくて、一時帰国する事がいかに大変な事だったかを思い知らされました。。

勿論、今回の旅では、息子がインフルエンザにかかって、高熱になり、熱性けいれんになってしまったので、その為に大変だった、というのはありますが、それら病気という出来事を抜いたとしても、、、やっぱり大変!

もう少し息子が大きくなるまで、二人っきりでは長旅は難しいな、、と気付きました。

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そして、更なる失敗というのは、日本旅行用に保険に入るという事をすっかり忘れていたという事です。

前職の時は日系企業で、日本に本社があった為、日本に年に2回出張で帰国していたので、その際には会社の出張という事で、海外保険を手配してもらっていました。

しかし、その後はただのプライベートの日本旅行で、しかも私一人、数年に一回は人間ドッグを受けたりもしますが、どちらにせよ、保険もきかないので、保険に関して深く考えずに、前回の一時帰国時も海外保険には入っていませんでした。

しかし!!今回は3歳の幼い子供も一緒。間違いなく、保険は必要ですよね!!!

何が起こるか分かりません(それは大人である私も同じ事なので、保険に無関心だった事を反省すべき事ですが。。。)、ケアー不足でした。

そんな旅行をしてしまったら、起きますよね。。出来事は。。

無保険で、夜中の救急車に、エマージェンシー手当。

結構な金額がかかりました。。(以前にも書きましたが、アメリカだと無保険で救急車を使用すると、とんでもない金額になってしまうので、日本では救急車が無料というのは本当に助かりました。)

ダメ元でアメリカの保険会社に問い合わせ

病院の時には、本当にお金なんかどうでもよくて、只々息子の状態が良くなる事を願うだけでしたが、病状が落ち着いて、いざ会計時になると、「そっか。。。」となり、さらに、終了したのも明け方前だし、まだ熱のある息子とだと、タクシーでホテルに帰るしか方法も無く、エライ遠い緊急病院まで来たんだな、、という位にタクシー代もかかりました。

尚且つ、熱がある息子を連れて移動する訳もいかず、ホテルにもう一泊しないといけなく、その1,2日での出費がハンパありませんでした。。

しかし、その時は本当にそんなお金の事はどうでも良かったのですが、いざアメリカに帰ってきた時に、「そう言えば、私がアメリカで加入している保険会社で、ネットワーク内、ネットワーク外とあるが、海外旅行時の医療費はネットワーク外として適用されないのかな??」とふと思い立ちました。

書類を引っ張り出して、調べるのもめんどくさかったので、ダメ元でメールにて問い合わせてみました。そうすると!「必要書類を提出するように」という返事!

「おお!何割戻ってくるか分からないけど、支払った金額が戻って来る等考えもしていなかったので、とにかく提出しよう!」と書類を集めて郵送しました。

因みに、必要書類は:

  • 請求書
  • メディカルレコード
  • 支払いを証明できる書類
  • 旅行を証明する物(飛行機のチケット等)

アメリカに帰って来ても、アメリカのドクターにも説明する機会があるかもしれないと思い、日本のエマージェンシーの担当医にメディカルレコードを貰っていましたが、飛行機のチケットは当然残していなかったので、ネットでの飛行機のチケット購入履歴を証明書として添付して、クレームしました。

あ、しかも「英訳が必要ですか?」という私の問い合わせに「会社側で通訳を雇うので、日本語のままで問題無いです。」という何とも神様的な返信(笑)!

日本での医療費のお金は戻って来たか?

そして、その申請を忘れそうになる約40日後に保険会社から郵便物が届いていました。

中身は、、円をドル変換して、Co-pay(自己負担額)として$50が差し引かれたのみで、私が日本で支払った額に対して、ほぼ全額チェックとして送られていました!!

おお、、素晴らしい。。勿論、タクシー代、余計なホテル代なんかは請求出来ませんが、、結局$50だけ自己負担とは、なんともラッキー。

 

話は少しそれてしまいますが、日本在住の方が海外に旅行、出張に行く際には海外旅行保険か、海外旅行傷害保険付きのクレジットを2枚は準備してくださいね。

特にアメリカの医療費は日本では考えられない位の医療費がかかってしまいますから。

実際に私の家族にかかった目が飛び出る程の高額医療費の記事を参考にしてみて下さい!

まとめ

海外在住者が日本に一時帰国する時に、住民票を実家に戻して、健康保険を得るという事もチラホラ聞きますが、、どうなんでしょうね。。

数か月帰国するとかなら、まだ分かりますが、、2週間や1か月の帰国で、わざわざ住民票を戻して健康保険を取得する、というのも。。

私の場合だと田舎の為、住民票を海外から戻して、2週間後にまた海外に住民を移すという事をやると、気まずくてしょうがないですね。。

同じ人が担当になる可能性が大きいし、顔見知りもいますし。。

勿論、保険会社にもよりますが、海外在住者の方が日本に帰国する、もしくは単に海外に旅行する際には、まずは自分が加入している保険でカバー出来ないか、出来る場合はどういったケースか、どんな書類が必要か、というのを前もって調べる事をお勧めします。

アメリカの私の保険会社は、アメリカでは珍しく良くも悪くもバリバリのネットワーク内の病院の保険システムですが、ネットワーク外の、しかも海外の医療費も$50のみの自己負担で全額支給とは、本当に驚きでした。

しかし、こうやって色々と経験をして行くと、何かしら学ぶ事が出来るので、面白いですね。

 

あ、ちなみに海外在住者で日本に一時帰国する時は、日本の状況を忘れているかもしれませんが、公共のWi-Fiが少なくて本当に不便なので、モバイルWi-Fiをレンタルした方が良いですよ。

私はPCと携帯と妻の分のWi-Fiが必要になるので、毎回モバイルWi-Fiをレンタルするようにしています。

今の便利な時代では、電話を使わなくてもskypeやlineで友人や知人ともやりとりできますし。

毎回、帰国時はモバイルWi-Fiがとっても便利ですよ!

Tokyo Speed Wi-Fi

それと、コンタクトレンズをアメリカで購入している方。もしくは、海外でコンタクトレンズを購入する度に処方箋が必要な方。

日本帰国の際は、コンタクトレンズ購入をお忘れなく!

処方箋なしで、コンタクトが購入出来るって素晴らしい!(勿論、目に何も問題が無い場合ですけどね)

処方箋を貰う為に、高い金額を払って毎年目の検査に行かないといけない煩わしさ。。。

なので、私は2-3年に一回、アメリカで目の検査に行き、その他は日本帰国時にコンタクトレンズをまとめ買いしています。

激安コンタクトレンズ『LENS MODE』

最後にTwitter@tomitainusaではアメリカの日常の事、仕事の事、そして小売業の事等を呟いていますので、ぜひフォローしてください。

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