アメリカ産まれの息子が3歳を迎えて思う3つの事

息子が無事3歳になる事が出来ました

息子がアメリカで産まれて、早3年経ちました。産まれた時の事は過去記事でぜひご確認ください:男目線シリーズ:アメリカでの出産

いやー、早いですね。産まれた時の写真を見ると、ついこないだの様な気がしますが、もう3年が経ったんですよね。

自分軸で3年を振り返ると、3年という月日の流れに、その間に転職もしましたし、色々な苦労も乗り越えてきたし、確かにその位の感覚は持てるのですが、息子軸で3年を振り返ると、1年位しか経っていない様な感覚がします。

正直、0歳時から1歳時位は何か動物を育てている様な感じがする事もあったのですが、2歳時位からか笑顔が増えだし、話すようになってきて、急激に可愛くてしょうがなくなってきました。まさしく世に言う「親バカ」ですよね。。

では本題ですが、アメリカで産まれて、そのままアメリカで育ってきて、無事3歳を迎えて思う3つの事を明記する事にします。

1:英語と日本語共に中途半端な状態

これは本当に間違いないですね。。

家では日本語で、プリスクール(保育園)では英語という環境です。

私達両親は共に日本人ですし、息子には日本語もきちんと出来る様にしたいと思っているので、家では日本語で話しかけて育てていますし、日本語の本やDVD等も見せていますし、ひらがな、日本語の勉強も妻がしてくれています。

デイケアー時代は大きな問題は無かったのですが、プレスクールに入ると余りにも英語力が無い事に危機感を感じて、英語も力を入れ始めました。

元々は日本語をベースにしながらも、英語の本を読んであげたり、英語のDVDも見せていました。

その時点で日本語8~9割の英語1~2割位の割合で教えていたのですが、今は日本語7割の英語3割位で教えています。

きっと、彼の中では言語の整理が出来ずにぐちゃぐちゃになる事があるだろうな、、と想像出来ます。

一、二、三とか教えていたのに、ワン、ツー、スリーと読んだり、「え!どっちが正解??」

犬、猫と言ったり、ドッグ、キャットと言ったり、「え!!何?」てなってるだろうな、、ちょっと可哀そうだな、と思う事もあります。

プレスクール行っても、周りの子供達は3歳位になると、普通に英語でしゃべっているのに、息子の場合はまだまだ片言の英語しかしゃべれていません。

しかも日本語でもまだまだスムーズに話せていません。

一つだけの言語で育っている周りの子供に比べて、英語、日本語の両方共に中途半端な状態だと思います。

2:コミュニケーション能力の不足

プレスクールに朝送って行ったり、夕方迎えに行った時に周りの子達とのコミュニケーションの様子や、公園に連れていった時の周りの子供達への態度、対応を見る限り、あまりコミュニケーション能力が高くないのではないかな、、と思われます。

これは上記の英語、日本語共に中途半端な状態と繋がる事ですが、コミュニケーションを取れるだけの英語力が無い、という事もあるのかも知れません。

でも、主な原因としては他の子供達と一緒に遊ぶ、触れ合う時間が圧倒的に少ないからだと思います。

ロサンゼルスからオレンジカウンティーに引っ越して来て、私自身友人との付き合いも非常に少なくなってしまい、子供同士で遊ばせるという事が非常に少ない状況ですし、一人っ子です。

彼のじいちゃん、ばあちゃんは日本ですし、私が子供の頃はいとこ同士で毎年1、2回は集まってよく遊んでいた記憶がありますが、彼の従妹にあたる子供達は日本に居いますが、アメリカには親戚も誰一人いないので、学校以外の時間はほぼ私か妻とのみ一緒にいる状況になっています。

学校もこの夏の期間は週に2日のみでしたし、これでは他の子供とのコミュニケーション能力も高まる事もありません。

日本に居たなら、意識しなくても友人の子供達、近所の子供達、会社の同僚の子供達、親戚やいとこの子供達と触れ合う機会というのは沢山あったと思いますが、ここでは状況が違います。

私自身が意識して息子の為に努力していかないといけないな、、と反省しています。

3:多様な人種の中で育つ事が出来ている

上記2つはネガティブな事でしたが、最後の項目はとっても良い事だと思っています。

私達日本人が日本で一般的な学校に通うという事は、周りの子供達も通常は日本人のみですが、アメリカの学校では色々な人種の子供が集まります。

私が住んでいる地域は白人さんが多く住んでいる地域の為、白人率が高いですが、それでも黒人の子、アジア人の子、メキシコ人の子達が一緒のクラスにいます。

子供の時から色々な人種の子達と普通に居れる、という事は本当に良い事だと思います。

日本だと、インターナショナルスクール以外だとありえない事だと思うので、これが普通の事という事は素晴らしい事です。

私がそうだったのですが、どうしても同じ人種の日本人だけの環境で30歳まで育ってきた為、日本人の考えが普通で、それ以外が異常と思って生きてきましたが、全く持ってそんな事は無いとアメリカに来て気づく事が出来ました。

そういう感覚を小さい時から持てる事は、彼にとって本当に財産だと思います。

まとめ

アメリカではオムツ卒業に関してはのんびりしていますが、最近学校のオムツトレーニングを終える事が出来て、一つ上のクラスに上がる事が出来ました。

プレスクールに行き始めた頃は本当に嫌そうで、泣きまくっていました。男目線シリーズ:アメリカでの子育て!プレスクール編

そして、漸くクラスメイトの子供達の名前を憶える事が出来て、写真を見ては「XXちゃん、XX君!」と名前を言っていましたが、クラスを変わる事で、また全く知らないクラスメイト達になってしまい、学校から送られてくる写真を一緒に見て「この子は?じゃ、この子の名前は?」と聞いても「知らない、知らない、、」の返答になってしまいました。

また辛いスタートだろうな、、と可哀そうに思いますが、そうやって学んで行ったり、大きくなったりするからな、、と陰ながら応援するしかありません。

ただ、小さい頃から良い事も辛そうな事も含めてこういう経験をする事は、彼にとっては非常に良い事だと信じています。

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