「海外に移住してみたいな。。」、「10代の学生時代に海外留学してみたかったけど、もう遅いかな。。」と思った事はありますか?
海外移住も海外留学も何歳になっても遅すぎる、という事はありません。
私が30歳直前に海外留学をして、移住まで至った経緯をお話しします!
将来アメリカで働くなんて全く考えていなかった大学生時代
私が大学生の頃、「卒業するまでに海外で1年でも留学してきたら?」と母から言われた事があります。
しかし、全くそんな考えは私の中にはありませんでした。
高校、大学時代共に英語も苦手でしたし、海外旅行もその当時は1,2回のみで、特に海外に興味も無く、住むなんて、とてもとても考えられない頃でした。
大学卒業後は普通に東京のどこかの会社に就職するんだろうな、と漠然と考えていましたので、母には「絶対に行かない!」と返事した様な記憶があります。
そんな私が今ではアメリカで10年以上住み、永住権も取得し、この先もずっとアメリカ、少なくとも海外で生活していくんだろうな、という考えを持つようになっています。
渡米した理由
では、何故そんな海外とは無縁の私が渡米する事になったのか?
しかも、もう直ぐ30歳になろうとする29歳という一般的に見ると遅い年齢で。
理由はいくつかあります。
一つの決定的な理由は、大学卒業後に就職した会社でパリ出張に行かせてもらいました。
そこで開かれていた展示会場で、小さな会社や聞いたことも無いような国からの企業が、大企業と同じ会場で共に競っているさまに、自分自身と置き換えると、自分は東京の狭い一部分のなんて小さい世界、狭い視野の中で生きてきたんでろう。。
又その出張では海外をメインに働いている日本人商社の方に通訳、交渉を依頼していたのですが、その方が外国の方達と英語で交渉をしているのを見て、海外の人達とコミュニケーションをとる事なんて、全く考えられなかった私には、とてもかっこよく見えました。
そのパリ出張時に、海外に出て視野を拡げないといけないと強く感じました。
これが海外に出る事を決めた一番の理由です。
又、将来起業したいとも思っていましたが、今のまま、この会社で働き、経験を積み、人脈を作り、その後独立したとしても、何か自分には根っこの人間としてのベースの部分が未熟ではないかと思い、上っ面でこれらの経験や人脈を活かして、もしかしたらしばらく上手くいったとしても、どこかで困難にぶつかった時に踏ん張って乗り越える事が出来ないかもしれないと感じました。
そこで、海外の真っ新なベースで、ゼロからというよりも、人脈も何も無く英語力も含めてマイナスからもう一度スタートして、ぶつかるであろう壁を何回も何回も乗り越える事によって、何か人間としてのベースの強い部分が出来るのではないかと思いました。
30歳前の葛藤
パリ出張が26,7歳位の時で、その当時は仕事の上下の波はありましたが、面白いと感じる事もあり、部下もいたので、30過ぎ位まではこの会社に残り、ある程度の結果を残してから海外に行こうと考えていました。
でも、30が近づくにつれて、このまま30歳を過ぎてしまって良いのだろうか、と何回も考える様になりました。
30過ぎの方だと、多かれ少なかれ同じ様な感情を経験したのではないでしょうか?
動くなら30歳になる前にしたいと強く考える様にもなりました。
勿論アメリカに来てまじまじと実感したのは、多くの留学生は10代後半の高校卒業生か20代前半の大学休学生か卒業生がほとんどでした。
私みたいな30歳手前の人は数える程でした。
勿論、大学院留学や駐在員でいきなり来る方等は違うと思いますが、私の場合は語学力が乏しかった為、まずは語学学校に3か月通いましたので、なんで自分がこの環境に、この歳でいるんだろう、と落胆しました。
当然、留学前に語学をきちんと取得することでもっと良い道があったとは思いますが、30歳位での留学自体に問題はないと思います。
何故なら、日本での社会人としての経験がある分、人間味に深みが増すからです。
その点で、語学力で多少劣っていたとしても、自分の強みとして勝負が出来ます。
「人間味」というと、とても抽象的で、アピールポイントとしても?とはなりますが、それは実際に就職出来た後に、ジワジワとアピール出来て、結果的にアメリカ人上司やスタッフから信頼を得る為にはとても有効なスキルです。
私も当然他のアメリカ人マネージャー達に比べると英語力でハンデがあるにも拘わらず、そういった信頼を得て、勝ち取る事が出来ました。
アメリカで働く為の選択肢
前述の様に29歳での渡米でしたので、ただ単に語学留学ではなく、最終的にはアメリカで働くというのを目的にしていました。
但し、働く為にはビザの問題があります。なので、ファッション業界で働くにはファッション系の学位か、融通性が利くビジネス系の学位を取る必要がありました。
学位を取る事が出来ると、OPT(optional practical training)という1年間、学生ビザのままでも働く事が出来る権利を取得する事が出来ます。
なけなしの貯金からの渡米だった為、直ぐに働ける様にコミュニティーカレッジでファッション系の学部取得を選ぶか、すでに日本で大学の学部卒なので、大学院でビジネスの学位を取得するか、という2択をまずは目標としていました。
これが私の海外へ渡った理由です。
まず一歩だけでも行動してみてはいかがでしょうか
留学相談所へコンタクト
もし、あなたが10代の学生でも、20代前半の新人社会人でも、30代のベテラン社会人でも、もし海外に住みたい、海外でもう一度勉強してみたい、自分自身を成長させたい!等とちょっとでも思ってるのであれば、無料で留学相談出来る所がいくつかあるので、ぜひ、一歩動いてみてはどうでしょうか?
オンラインでも無料相談してくれる所もあります。
情報を集める事が重要です。
まずは無料相談して専門家から沢山の情報を集めて下さい。
そこから自分の可能性を絞って行く事をお勧めします。
あなたがここで動かないと何も始まりませんよ。
最初の一歩を踏み出して下さい。
日本に居る内に英話の勉強をしておく
まずは留学とはどんな物かな??と留学斡旋企業にオンラインでも直ぐに無料個別相談をしてみますよね。
そうすると、おぼろげながらでも自分の中で「1年後、2年後かな。。」
もしくは「1年後に留学する事に決めた!」ってなるかもしれませんね。
どちらにせよ、少しでも前進したならば、同時進行で英語の勉強が必要になります。
「英語はしばらくやってなかったから、また1からやりなおしかな。。」という人。
または、「ある程度、英語は自信がある」という人。
どちらにしても、英語力を上げる必要はあります。
英語学習についてまとめていますので、ご参照下さい。
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まとめ
私は「海外に挑戦したい!」と思ったのが、たまたま30歳直前の29歳だった、という事ですね。
もし、10代後半で、海外に移住出来るチャンスを得ていたとしても、それを上手く利用出来ていなかったかもしれません。
例え30代でも40代でも、自分が自らそうしたい!動きたい!と思った時が、まさしくそのタイミングなんだと思います。
大切な事は、その自分の心の声にきちんと耳を傾けて、自分の為に覚悟を決めれるか、だと思います。
30歳前後の大切な時間はどんどん過ぎて行ってしまいます!
まずは一歩踏み出して行動していってください。
最後にTwitter@tomitainusaではアメリカの日常の事、仕事の事、そして小売業の事等を呟いていますので、ぜひフォローしてください。