「アメリカでもボーナスってあるのかな?」
「アメリカは成果主義で、ボーナスの額も半端ないんじゃないの?」
等と疑問に思っている人も多いかもしれませんね。
実際は、アメリカの多くの企業は日本の様に年に2回必ずボーナスが貰えるというシステムは基本的には無いと思います。
しかし、現在私の勤務している会社からは年に4回ボーナスを貰っています。
では、私の経験をもとに見て行きましょう。
日本社会人時代のボーナス
日本の一般的な企業だと夏と冬の年2回のボーナスがあるのではないかと思います。
日本のネットニュースでも、今年は景気が良かったからボーナス平均額が上がった、もしくは下がっている傾向にある等と言った記事を風物詩かの様に良く目にします。
実際、私が日本で社会人だった時代は、私の年収はボーナスによって大きく変動していた位、ボーナスの重要性は高かった様な記憶です。
私は営業マンだった為、成績によってボーナス額は本当に様々でした。
確か、月給の何か月分をベースに、それプラス成績による金額が加算された合計金額だったと思います。
入社1,2年目時代はその何か月分に毛の生えた様な成績額だった様に思いますが、その後はもはやボーナスの為に営業を頑張ってやっていた、と言っても過言では無い位の額だったと思います。
日本で会社員をされている方の多くは、ボーナスは非常に大切な臨時収入、もしくはローンの返済予定等に既に組まれていて、絶対に無くてはならない存在かもしれません。
では、アメリカではどうでしょうか?
アメリカ日系企業時代のボーナス
アメリカで最初に勤めた日系企業では月収制で、ここでは売り上げが良かった為、確かボーナスを軽く出してくれたと思います。
ここで働いた期間は短い為、記憶が定かではありませんが。。
次の日系企業は年俸制でした。そして、ボーナスは残念ながらありませんでした。
年俸制の為、売り上げが良ければ、翌年の年俸に反映されるという一般的なシステムでした。
けど、やはり日本時代のボーナスという素晴らしいシステムを知っている身分としては、成績が良いならば臨時ボーナスでも良いから欲しい物です。。
成績が年俸に反映すると言っても、マネージャー職という立場上、成績というのは沢山ある評価の一部に過ぎず、それにまつわる事項の結果と評価にもよりますし、尚且つ昇給というのはポジションが上がらない限り、通常は何%かの上昇に過ぎません。
それならば、売り上げという直接的な結果はそのままボーナスという形で反映させてもらいたいと思っていました。
そして、米国企業に転職して、ボーナスはどうなんでしょうか?
アメリカ米国企業でのボーナス
当然、前述のアメリカでの他の日系企業でもボーナス形態は会社によって様々でしょうから一概には言えませんし、私は米国企業は1社しか知りませんので、情報量が少ないのですが、現在の米国企業ではボーナスはあります!
日本の様にボーナスは年に2回、必ずある物という定義は当てはまらないと思います。
ボーナスはあったり、無かったり、会社の決算状況に応じて、というのが一般的ではないでしょうかね。
しかし、私の場合は小売店業界の為、マネージャー職の人達のみにですが、成績に応じて、目標をクリアーすれば必ずボーナスを得る事が出来ます。
アメリカは1年を4半期に分けている為、我々の会社では3か月毎の成績に応じて、目標金額に対しての達成額の何%をマネージャー達で割る、というとても明確な公式があります。
4半期の為、年に4回ボーナスを得れるチャンスがあります。それはとても大きなアドバンテージだと思います。
以前の日系企業の様に、完全年俸制ポッキリだと、ボーナスが無く、お金を余分に得れるチャンスは年に一回の昇給のみで、しかも数字に対する評価が曖昧で、とても分かり辛いというデメリットがあります。
しかし、年に4回の売り上げ目標をベースにして、公式に基づいたボーナス設定と年に1回の査定評価による昇給チャンスも当然あるというのは、社員の立場からするととても良いと思います。
因みにアメリカ米企業の評価査定に関しても日本とは違います。
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(2019年追記)約4年弱勤めてきて、初めての出来事でしたが、2018年の会社の決算の内容がとても良かった為、社員だけじゃなく、バイトも含めて全員に臨時ボーナスが配られました。
金額は臨時小遣い程度ですが、会社が配ったトータル金額は半端じゃない額になったはずです!アメリカの全店舗の社員+バイト全員なので、すごい人数になります。。
こういうのはアメリカっぽいな、と感じました。
まとめ
上記にも述べた様に、アメリカでは3社のみでしか働いていない為、一概には言えませんが、アメリカでは日本の様な年に2回の定期的なボーナスが必ずあるという事はありません。
しかし、私が勤めているアメリカの米国企業では目標金額をクリアーすれば、その数字の割合に応じて、ボーナスを年に4回貰っています。
これはマネージャー兼、プレーヤーとしては非常にありがたく、モチベーションの一つになりますね。
アメリカでは日本の様にボーナスという概念は低く、社員全員が貰うというシステムでは無いと思います。
そういう部分では、日本の定期的なボーナスに加えて、退職金というシステムもアメリカでは基本的に無いので、それらのシステムは日本の方が恵まれていると思いますよ!
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