アメリカでトライアスロンに挑戦!2016年OCトライアスロンレース:スイム編

レース当日:本番までの準備

早朝早起きして、朝5時過ぎ位には現地に到着しました。まだ薄暗いです。そこでトランジットエリアでバイクとそれにまつわる備品のセッティングです。各自に与えられているスペースはとっても狭いです。

ボランティアの子達にゼッケンナンバーを腕にマジックペンで明記してもらいます。それと同時に足に、なんと自分の年齢を明記されます!?

え?アメリカではあんなに年齢を聞く事がタブーなのに??堂々と自分の年齢を皆様にさらけ出すの?とびっくりしました。勿論、女性も年齢をさらけ出さないといけません。。

トライアスロンはどういう訳か年齢毎にカテゴライズされていて、レーススタートも年齢毎にスタート時間をずらしていきます。その為にスイムキャップは年齢のカテゴリー毎に色を変えています。不思議。。

さて、その後はストレッチをしてからウェットスーツを着込みます。

妻と息子はあまりに早朝の為、後から追っかけ応援に来てくれました。中々大人になると、こうやって家族から応援してもらえる事って少なくなると思うので、家族から応援してもらえる事は嬉しい物です!

息子はまだ2歳ですが、彼がもう少し大きくなって、父が真剣に何かに挑戦している姿というのを見せて、彼に何か感じ取ってもらいたいな、、と勝手に思っています。

2016年OCトライアスロン:スイム編

さて、レースがいよいよ始まります。目指す所はレース3時間切りですが、やはり初めてのトライアスロンなので、最後のランも歩く事なく、無事完走が目標でした。

レース前にはアメリカ国歌斉唱がありました。なんかワクワク感が増してきました。

でも、です。。その日の霧がすごかったんです。霧で前が見えず、コースが全く見えない。本当に全く見えませんでした。あ、、不安が。。初めてのレースなのに、コースが分からない。。

前知識として、スタートと同時に記録を狙う本物アスリートがガツガツ飛び込んで行くので、大混雑になる為、ビギナーは後ろで待機して、少し混雑が収まってから海に向かう方が良いと、あったので、スタートから少し遅れてゆっくりと湖に入っていきました。

あ、このOCトライアスロンは海では無く、ミッションビエホ湖でのスイムなんです。波が無いし、前日のレジストレーションに来た時は湖もとても綺麗だったので、得意なスイムが楽しみだったんですが、霧で前方確認不可、プラス!!湖の水が濁ってて湖の中も何も見えない。真緑。。

深いのか浅いのか分からず。前も見えず。どこに向かっているのか分からず。そして、ウェットスーツで泳ぐ事に圧迫感も感じ、なんとパニックに陥ってしまいました。

湖に入って5分位でパニックになり、息苦しくなり、もう無理かも。。と真剣に思いました。

家族が応援に来ているとか、今まで散々トレーニングしてきたとかもぶっ飛ぶ位にやばいと思いました。これ以上不安のまま泳ぐ事が出来ないと思い、泳ぐのをやめて立ち泳ぎをして、冷静になろうと努めました。

そして、ちょっと落ち着いてきたので、平泳ぎで少しトライする事にしました。そうしている内にちょっと慣れてきて、クロールで進む事が出来る様になりました。

このトライアスロンのレースの中で一番のピンチでした。

私はずっとサーフィンをしてきたので、海の深い場所でも問題無くパドルで行く事が出来ていましたし、ウェットスーツ自体も慣れていました。さらに大きな波が来ても、ドルフィンと言って波の下をくぐって沖に出る事も出来ます。

今回は湖。カレントも波も無い。何にも恐れる事はないはず!でした。。

サーフィンとの違いは、トライアスロンのスイムにはサーフボードという助け船が無い。サーフィンの場合は常にボードの上に乗っていますが、トライアスロンでは疲れても捕まる所も休む所もない。

しかもサーフィンでは通常海面より上を常に見ていますが、トライアスロンのスイムでは常に湖面より下を見て、まさしく自分の体一つで前に進んでいます。サーフィンの海面を見て全体を把握出来ていたのが、今回は湖面下の視界がとても狭く、しかも湖面上も霧で何も見えなかった。そういう不安も重なったと思います。

前が見えない中、前の人の足だけを見て進んで行く事にしました。とにかく泳いで進んでいくしかない、と出来るだけ冷静になる様に無心で黙々と腕をまわして進んで行きました。

そのうち後続組の早い人がガツガツとぶつかってきます。出来るだけ混雑を避ける様にしていたのですが、それでもぶつかる事は避けられませんね。

そうこうしている内にゴールが見えて来るようになってきました。マイペースで30分目標としていたので、体力的には全然問題無かったのですが、なんせ精神的に相当疲れてしまいました。

結局スイムは33分47秒でした。

トランジット1

トライアスロンの面白い所はこの競技と競技の間のトランジット時間もレース時間としてカウントされるという所です。

初めてのトランジット。上手く出来るかな、、と思いつつ。水泳でパニックになっただけに、とにかく落ち着いて!と自分に言い聞かせて行動する様にしていました。

目安の時間とかまでは調べていなかったので、マイペースにちゃっちゃと着替えて、エナジーバーと水分補給をして、いざ出発!数十秒後に気づきました。「あ!時計!!」ウェットスーツを脱いだ時に外した時計をつけ忘れていたのです。

腕時計は時間配分とスピードチェック機能の重要な役割を果たすので、絶対的に必要不可欠です。しかたなく時計を取りにトランジットエリアに戻って行きました。

結局トランジット1はそんな事もあり、4分1秒もかかってしまいました。早い人はなんと!たった何十秒です。。凄すぎる。。もうウェットスーツを脱ぐだけで、即スタートしているんでしょうね。。

気を取り直して、バイクのスタート!!少し先の場所までバイクを手で押していかないといけません。よいしょ。よいしょ。。

続く。。