実際にアメリカ小売店で働いている側から見た2018年ブラックフライデー結果

ブラックフライデ―ウェークエンドの様子

「終わった!」

「今年もブラックフライデーウィークエンドを乗り越える事が出来た!!」

というのが私の本心です(笑)。

というのも、実際にアメリカの小売店でマネージャーポジションとして働いている立場としては、このブラックフライデーウィークエンドに向けて、相当な準備、心構えが必要だからです。

今となっては当たり前となってしまいましたが、ブラックフライデーなのに、木曜日のサンクスギビングデーの夜からお店をオープンさせるという、もはやフライデー(金曜日)の意味をなしていない木曜日からのセール開始。。

私達は木曜日の夜中に閉店して、翌日のブラックフライデーは早朝からオープンさせたのですが、お店によっては、木曜日の夜から金曜日まで閉店せずに営業しているお店や、木曜日の夜中からオープンさせるお店等、お店やモール、地域によって様々です。

そして、実際に私達のこの週末の様子は?というと、結果から言うと昨年よりトラフィック(来店客数)も売り上げも良かったです。

年々、オンラインの影響で、実際の小売店の客足は遠のいている、と言われていますし、普段の営業では、間違いなくオンラインショッピングの影響は受けていますが、このブラックフライデーウィークエンドのセールには、イベント的な感覚で実際にお店に足を運ぶ人も未だに多いという事ですね。

木曜日のサンクスギビングデーとブラックフライデーは予想通りの激忙しさ!

こうなってくると、マネージャー職としては、各お客さんの対応というよりも、いかにお店を上手く運営させる事が出来るか、という所が重要になってきます。

レジのラインをどうやって早く解消させれるか?お客さんでごった返している中、どの様にスタッフを配置したら、より通常時に近いカスタマーサービスが出来る様になるか?スタッフへの指示、問題、クレームの対応、スタッフの休憩時間とお店の忙しさの兼ね合いを見て調整、売り上げ推移のチェック等、実際に身体的にも疲労しますが、考える事も多いので、精神的にも非常に疲れます。

昨年対比でみると、体感的には昨年と同じ感じか、昨年よりかは楽になったかな?と感じました。

実際には、トラフィックも売り上げも上がったし、スタッフの数が昨年より少なかったので、体感的にも昨年よりも忙しく感じるはずですが、私自身が昨年よりも成長したというのもありますし、今年のスタッフは昨年のブラックフライデーのセールを経験した引き続きのメンバーが多かった、というのもあり、こう感じたのかな?と振り返る事が出来ました。

アメリカ全体的なブラックフライデーウィークエンドの結果

アメリカ小売店のブラックフライデーウィークエンドの結果をニュース記事でチェックすると、まだ正式な結果が出るには数日かかると思いますが、一部の速報によると、トラフィックは昨年よりも若干落ちたが、売り上げは上がったみたいですね。

しかし、実際の小売店と比較して、オンラインショッピングの売り上げは昨対比からかなりの伸び率で上がったみたいです。

まだ正式な週末の結果データーが出ていませんが、実際の小売店はオンラインに圧倒されてしまうのではないか?と予想されていましたが、アメリカの経済自体は伸びていて、アメリカ人の平均収入も上がって来ているし、上記にも明記した様に、このブラックフライデーというイベント自体をお店に行って楽しむ、というオンラインショッピングでは味わえない楽しみの様な物もあるので、オンラインでショッピングしたとしても、雰囲気を楽しむという意味でも、実際にお店に足を運ぶ人も多いのではないかと思います。

私達の店舗で言うと、全体的にほとんどのお店で売り上げは昨年対比で伸びていました。

一部サンディエゴに近いお店で、メキシコからのキャラバンがさく越えで突入して来た、という事件があった為に、大切なこの週末にお店をクローズせざるを得なくなった店舗もあったみたいですね。。

本編に戻って、、びっくりしたのはオンライン売り上げの伸び率の凄さ!勿論、具体的な事は明記出来ないのですが、驚異的な伸び率でしたね。

アメリカの買い物はオンラインへと急激に移行している事がこの数字から容易に分かります。

しかも、多くの人がPCでのオーダーからモバイル携帯での買い物に移行しているという情報もあります。

まとめ

今年は子供の玩具専門店のトイザらスが破綻してしまった為に、アメリカ小売店、アメリカ経済に対して暗い雰囲気も漂っていましたが、他の大型スーパー店は、逆に大きなチャンスと捉えて、子供玩具をとてもプッシュしていましたし、その効果もかなりあったのではないかと思います。

急速なオンラインでの買い物への移行による、実際の小売店の売り上げも危惧されていましたが、今年のブラックフライデーはアメリカ全体で見てもまずまずの結果だったのではないかと予想します。

しかし、このホリデーシーズンが終わって、オンラインショッピング運営に力を入れていなかった小売店企業は来年相当苦しむ事になるでしょうね。

とりあえず、ブラックフライデーは終了しましたが、アメリカ小売店はこれからクリスマスギフト商戦に向けても非常に忙しく、これからが本番とも言える位、とても大切な時期に突入していきます。

実際には、毎年年明けの1週目位までは、非常に忙しい日々が続きますので、後1か月とちょっと何とか乗り越えて行きたいです。

勿論、日本の小売店で働く方々も同様に忙しい時期を迎えますね。日本の方だと、年明けにビッグセールもありますし。

もしこの記事を読んで頂いている方の中で、私と同じ業界の方がいれば、アメリカからエールを送ります。

「日本の小売店で働いている皆さん、これから忙しくなりますが、お互いに頑張りましょうね!!」。

漸く本番に入った、アメリカのホリデーシーズンの小売店の状況は、また引き続き記事にしていきます。