アメリカに来て自分自身が変化した事
アメリカに移住してもう10年以上経過しましたが、自分自身で「あれ、俺変わったかな。。」と思う事がいくつかあります。
その内の一つに、「自分の意見を主張する」という事です。
とは言っても、一部のアメリカ人の様に何でもかんでも、くだらない事も含めて主張しまくる、という所までは程遠いとは思います(苦笑)。。
元々、一歩引いて客観視する、、という、内向的な性格の為、アメリカに来て、ガンガン意見をする様になったのか?と言ったら、決してそうでは無く、「ここはちょっと我慢出来ないな」とちょっと感情的になった時か、「これは主張した方が良いんじゃないかな」と冷静に考えれた時等に、自分の意見を主張する様になりました。
アメリカでは主張した方が得をする
以前の記事で下記リンクの内容を書きました。
まさしく、自分の意見を言った方が得をする、という内容です。
日本に住んでいた時や、アメリカに来て間もない時とかは、「ここで主張する事によって、何か失ってしまうのでは無いか?」とか、「自分の意見を言う事によって、めんどくさい事になってしまうから、泣き寝入りでもしょうがないか」、もしくは「ダメでへこみたくないな。。」等の様に考えていました。
しかし、今は「自分の意見を主張して、その主張がダメでも別に失う事も無いし、もし何か失ったとしても、切り替えて次のステップに行けるから別に良いんじゃない?」という考えに変化してきました。
当然、色々なシチュエーションがありますので、上記のアメリカ人の様に、何でもかんでも主張したら良い、という訳では決してありません。
私の働いているお店のお客さん達は、とにかく主張をガンガンしてきます。
お店のポリシーに反している事でも、怒りながら主張してきます。
そして、その結果、その主張がまかり通ってしまう事が多いのです。。。
勿論、変なクレームをして、それが通ってしまったとしても、それはもうその人の人生なので、あまり干渉したくありませんし、もうどうでもいいかな、、と思うしかないのですが、「これは主張してみる価値があるかも?」「納得いかないから主張したい!」という事があれば、アメリカではその考えをぶつけるべきだと思います。
実際に2件の主張が通った
最近、プライベートで「うーん、ちょっと腑に落ちないな。。」という案件が2つありました。
1つは保険会社のチャージに関して、もう一つは家のローン会社のチャージに関して。
両社共に、きちんと内容が明記されたエキストラの請求だったので、「受け入れろ!」と言われたら、「受け入れるしかないかな。。」とも思う様な内容だったのですが、やっぱりちょっと腑に落ちないので、電話して自分の主張だけでも伝えて、ダメだったとしも、自分の考えを言う事でスッキリしてから、その余分に請求された金額も支払えば良いかな、と思える様な内容でした。
そして、両方共に電話して、自分の考えを主張して、ローン会社は少し手こずりましたが、スーパーバイザーの確認までしてもらって、最終的には両社共にこの余分のチャージを免除する事が出来ました。
またまた、腑に落ちない事に対して、自分の意見を言う事によって、得したのです、というか損をしなかったのです。
まとめ
主張して、その主張を受け入れさせる、というのはもう一つ上のレベルの話であって、とにかく自分の考えを相手に知ってもらって、もし結果がダメだったら、もう切り替えれば良いんじゃないかな?という考えです。
けど、アメリカでは主張した場合、それが通るケースが多いので、遠慮せずに自分がそれが正しいと思うのであれば、どんどんと意見を伝えれば良いじゃないかな、と思います。
私は特にアメリカ企業に転職してから、その考えが特に強くなった様な気がします。
本当に何事も経験する事ですよね。。
アメリカに来るという経験、米国企業に転職するという経験。
何かに挑戦して、例えそれが失敗に終わったとしても、それも一つの経験。
その失敗から何か学ぶ事が出来たならば、その失敗経験も次に活かせる大切な経験。
Good luch!