Two Weeks Noticeとは?
Two Weeks Noticeという言葉を聞いた事がありますか?アメリカで働く上では必ず知っておかなくてはいけない言葉です。基本的に入社時の契約では大体の企業が”Employment at will”といい、社員はいつでも辞めてもいい、そして会社はいつでも社員を解雇できる、という内容の意味ですが、それを契約書に含んでいるのではないでしょうか。ただ、一般的に会社を辞める場合はさすがに、私、俺今日辞める!というのは常識から外れていて(会社側からあなたは今日でクビ!というのはよくあるみたいですが。。)、”Two Weeks Notice”を上司に提出して2週間後に辞める意思を伝える事が一般的です。
日本企業の1,2か月前に退社意志を伝えるのは早すぎではないか?
日本では1か月前、もしくは2か月前位には辞める意思を伝えるのが普通でしょうか?私が日本の会社を辞める時は営業マンという事もあり、担当引継ぎ業務もあり周りに迷惑をかけたくないと思い、3か月前位には伝えた様な気がします。アメリカの日系企業を辞める時は私自身マネージャーというポジションもあり、1か月半位前に伝えましたが、それでも日本本社側からは突然だな。。。というリアクションでした。
けれども、よく考えてみると、もう辞めると決めている人に1か月や2か月の長い期間、会社に残ってもお互いに良い事は無いと思います。辞める人はもう次の事に目が向いているはずですし、周りの社員、スタッフも辞めている人と一緒に働いても建設的な仕事は出来ません。処理事ばかりで、辞める人の中にはマイナスなオーラを出す人もいるのではないでしょうか。そう考えるとお互いに2週間位で十分で効率が良いと思います。
アメリカ人スタッフはドンドン辞めて行ってしまう
現在の米企業のお店ではほとんどのスタッフがパートタイムのアルバイトという事もあり、スタッフの入れ替わりがとにかく激しい。Two Weeks Noticeを提出してどんどん辞めて行きます。気持ちいい位、人が去っていきます。アメリカの日系企業で働いている時は、日本本社側からするとスタッフがどんどん辞めていく事が受け入れ難く、このアメリカのシステムを理解してもらうのに苦労しました。でも、アメリカでは次のステップに向けてどんどん転職してステップアップを目指していく事が普通なのです。
転職するメリットとは?
私も転職をする事で、前の会社では普通と思っていた事が異常だと気付いたり、新しい人達と出会う事が出来たり、新しい事が学べたりと転職をしてきて本当に良かったと思います。もしアメリカに来ずに日本にずっと居たならば、もしかしたら最初の会社で一生仕事をしていたかもしれません。そう考えると、アメリカに来た事は視野を拡げる意味で本当に正解だったと思います。皆さんはどう思われますか?
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