海外送金する時に、多くの人は銀行送金をしているかと思われます。
私も以前は大手銀行を使って、海外送金していました。
しかし、圧倒的な安い手数料で海外送金が出来るトランスファーワイズをお勧めしたいです!
アメリカに住んでいて、日本の貯金から、もしくは収入から海外に送金する時。
アメリカでまとまったお金が必要で、日本からある程度の大きい金額をアメリカに送金する時。
アメリカ以外の他の海外に住んでいる海外在住日本人の方々も、一体どうやって日本から海外に送金していますか。
銀行のが信頼性がある!
銀行の手数料は安いよ!
銀行の海外送金は早い!
そんな神話を実際に100万円相当額をトランスファーワイズと三菱UFJ銀行で海外送金して徹底比較してみました。
久々の円高到来!しかし海外送金が出来ないという事実。。
2017年後半の為替レートは1ドルが111円、112円辺りでウロウロとしていましたが、ここ1週間位の間で急に円高に移って来ましたね!
アメリカ時間の2018年の1月30日では1ドルが108円後半です。
少しさかのぼって昨年頭の出来事です。何年ぶりか10年ぶりかに日本から私が住んでいるアメリカまでお金を送金する必要があって、
いざ私が利用している幾つかのメガバンクのオンラインで海外送金をしようとしたら、
なんとシステムがいつのまにか、すっかり変わっていて、何やらパスワードカードなる物が無いと、
海外送金だけでは無く、他銀行へのネットでの振り込みさえも出来ないという事が判明しました!
日本では「マイナンバー」なる番号を国民全員が持つ事によって、マイナンバーが始まる前に海外に移住して来た日本人にとっては不便になって来た、
という話を聞いていましたが、実際に数年前まで出来ていた海外送金が容易に出来なくなってしまっていた、という何やら厳しい規制なる物が出来ていました。
ただただ「ショック。。」
ネットで調べて、マイナンバーを持たない海外在住の日本人には不便になって来たという現実をまざまざと知る事となりました。
オンラインによる海外送金に関して、完全な浦島太郎状態でした。
2,3年前までは仕事で日本には年に2回は訪れていたので、円が必要な時は実際に銀行で引き出して、振り込みが必要な時は銀行で振り込んだりしていました。
特にオンラインを使って円を動かす事が無かったので、そういった情報には関心もありませんでした。
トランスファーワイズではマイナンバー無くても海外送金が出来る
そして、そのショックを受けた日から月日は経ち、やはり海外送金が必要になり、何かマイナンバーが無くても海外送金できる手段はないのか、、
と調べていると「トランスファーワイズ」という海外送金できる会社の存在を知りました。
しかもメガバンクの海外送金よりも手数料が安いらしい。
「お!これは良いぞ!!」と申請しました。
手続きは日本での郵送手続き等も有り、少しめんどくさいのですが、マイナンバーが無くても海外送金が出来る、という事で手続きをしました。
そして、無事トランスファーワイズの申請も通り、いざ海外送金をしよう!と試みた所、そうでした。。。
すっかり忘れていました。。私の口座のあるメガバンクからオンラインでお金を振り込む為には、何やらパスワードカードなる物が必要だったのです。。
「海外送金をする為のお金をトランスファーワイズに振り込む事が出来ない!!」
なんだかな。。
しょうがありません。日本に帰国する予定がある時まで待つしかありません。
日本帰国して、マイナンバーとパスワードカードを取得
結局日本帰国時にマイナンバーも取得する事にしました。
住民票を日本の実家に戻して、マイナンバーを取得する事が出来ました。
そして、メインの銀行のパスワードカードなる物もゲットする事が出来ました。
そして、帰国時に色々と銀行のアップデートや、お金の移動、アメリカに戻って来た時にもお金の移動が出来る様なセットアップ等もしてきました。
しかし、めんどくさい世の中になって来た物です。。
トランスファーワイズとUFJ銀行で約100万円海外送金手数料の徹底比較
そして上記の様に、ようやく円高傾向になって来ました。
「よし、ここらでまとまったお金を移動しよう!!」と思い立ち、いざトランスファーワイズで海外送金!
トランスファーワイズでは「銀行送金と比較した節約額」というのが表記されます。
詳細は下記に明記しますが、結構な差額が表示されていました。
「ん??本当かな??」とくだらない事に好奇心旺盛な私は、「じゃ、実際に比較してみよう!」という考えになりました。
分かり易い様に、100万円ずつにしようと思いましたが、一度の送金金額が100万円相当を超える事が出来なかった為、
指定額をドルにして両方共$9,000に合わせて指示する事にしました。数日前の1ドル109円位の時でした(2018年1月時)。
,000海外送金した結果発表!
さて、結果はどうなったでしょうか!!
$9,000海外送金した結果 | トランスファーワイズ | 三菱UFJ銀行 | 差額 |
手数料 | 7,851円 | 約4,135円 | 約3,716円 |
$9,000換金の日本円コスト額 | 981,354円 | 994,500円 | 13,146円 |
手数料込みの日本円コスト額 | 989,205円 | 約998,635円 (下記参照) | 9,430円 トランスファーワイズの方が安い! |
上記の表だと良く分からないかもしれませんね。
一見、「あれ?手数料は三菱UFJ銀行の方が3,716円も安いじゃない!!?」と思われるかもしれません。
そうです。確かに手数料だけを見たら銀行の方が安いですが、「$9,000換金にかかった日本円のコスト額」を見て下さい。
トランスファーワイズの方が13,146円も安い日本円のコストで$9,000に換金出来ています!
そうなんです!銀行は利用者には見えづらい為替手数料をかなりのっけているんです!!
$9,000USドルを得る為に手数料込みでかかった日本円のコストを見てみると、
トランスファーワイズ 合計989,205円 (手数料7,851円含む)
三菱UFJ 合計約998,635円 (994,500円に手数料2,500円、と更にアメリカの銀行で請求された手数料$15(1$109円計算で約1,635円)を含む)
そして、最終結果は、、、
約100万円($9,000)日本からアメリカに送金時は約9,430円トランスファーワイズの方がお得!
トランスファーワイズには対銀行で29,062円もお得ですよ、と明記されていましたが、
実際はそんなには差額は無く(勿論、どの銀行送金と比較しているのかは明記されていない為、そこはなんともツッコミようはありませんが。。)、
実際は9,430円の差額だった、という結果です。
けど、約1万円弱の差額は大きいとは思いますね。。
銀行送金には隠れた為替手数料があり、公表されている手数料$2500円、受け取り銀行からの手数料$15等以外に為替両替手数料がかかり、
それが結構大きな金額の差で、例えば今回の様に$1=109円の時には銀行は約1円~2円程足して両替されます。
その為、1円と仮定して今回の場合は$1=110で換金されていると思います。
その為替手数料の差額で銀行は利益を得ているのです。
トランスファーワイズの海外送金は送金手数料として0.8%の手数料となります。
(2019年更新:送金手数料が0.64%と下がり、その変わり1回毎の送金手数料214円が加算される様になりました。)
因みに送金にかかった日数ですが、意外な事にUFJはなんと翌日にはアメリカの銀行に送金されていました。
トランスファーワイズは2日かかりました。
トランスファーワイズの場合、銀行からトランスファーワイズに振り込みしないといけないですし、
第三者を介するので、そう考えて見ると、銀行とはたった1日の差、2日でアメリカの銀行口座に届くだけでも全然早いですよね。
海外留学生で親御さんから仕送りを送金してもらっている方や、海外駐在員の方で日本から現地に送金が必要な方等、
是非トランスファーワイズチェックしてみて下さい。
クリックして頂いて、もし英語表記になったならば、サイトの一番上に国を選べる項目がありますので、簡単に日本語設定出来ます。
(下の画像の赤丸矢印を参照して下さい)
まとめ
仮装通貨を使用した海外送金にも注目していたのですが、最近の不祥事でもう少し様子見が必要ですね。。
仮装通貨でお金を稼ぐというのはギャンブル性が高そうですが、海外送金という目的で考えると、面白そうかもしれないと思っていましたが、
セキュリティーの問題が懸念される、となった今では、海外送金目的として考えると、まだ手を出すには難しいですね。
そうなると、マイナンバーを持たない海外在住の日本人には、特に海外送金はトランスファーワイズをお勧めですね。
見えない為替手数料を含めてみると、圧倒的に銀行送金に比べてトランスファーワイズはお得です!
今回の約100万円($9,000》日本からアメリカへの送金で、9,430円の差額が判明しました。
9,430円浮いたらどうします??
日本在住者なら、吉牛ランチ並で20回位行くことが出来ますよ。
海外在住者なら、日本に訪れた時に、海外では中々食べられない高級うなぎを食べて、コンビニスイーツやおかしを沢山買って、更にドラッグストアでも何か買えるかもですよ(笑)。
下記リンクから是非チェックしてみて下さい!
クリックして頂いて、もし英語表記になったならば、サイトの一番上に国を選べる項目がありますので、簡単に日本語設定出来ます。
でも、絶対に近い将来、仮想通貨を筆頭に、もっともっと安い手数料で海外送金が出来るツールがどんどん出てくると思いますね。
この分野では、今まで大手銀行があぐらをかいて来た分野だと思うので、新規IT企業がどんどん参入してくるはずですね。
最後にTwitter@tomitainusaではアメリカの日常の事、仕事の事、そして小売業の事等を呟いていますので、ぜひフォローしてください。