年末年始を旅行でアメリカに来られる方も多いかもしれませんね。
アメリカでは日本の様にお正月休みというのが無いので、基本的にはどこのお店も年末年始営業しているのが基本ですが、さすがに1月1日が休みのお店はあります。
私は実際にアメリカの小売業でもう10年以上働いています。
毎年、毎年、12月31日働いて、普通に1月1日も変わらず働いている事に対して相変わらず違和感はありますね。
2019年になってもこんな呟きをTWITTERでしております(笑)。
2019年も終わりますね。
まだ数時間残っていますが、今日で仕事納めです。
皆様、良いお年を!
そして明日は仕事始め!頑張ろう😐
あ、気付きました?年末年始休み無いですよ😂
ま、とにかくハッピーニューイヤー🎊
— とみた@🇺🇸アメリカで生きるブロガー (@tomitainusa) January 1, 2020
その位、アメリカの小売店は年末年始も関係無くオープンしているよ、という事ですね。
もし、ロサンゼルスに旅行に来られる予定があるならば、ショッピングガイドを参考にして下さい。
「アメリカ、ロサンゼルスに行ってファッションを楽しもう!」「ロサンゼルスのアウトレットでがっつりお買い物、ショッピングをするぞ!」もしくは、「ロサンゼルスのフリーマーケットでビンテージを買いあさるぞ!!」と海外旅行を[…]
もし、オレンジカウンティのディズニーランドに行かれる予定ならば、その界隈のショッピングガイド記事を参考にして下さい。
今年2021年はアメリカ・カリフォルニア州のオレンジカウンティーにある、ロサンゼルスエンゼルス所属の大谷翔平選手の活躍が凄いですね。ピッチャーとバッター兼任という今までには考えられなかった両刀使いでメジャーに来てレギュラーを取る事だけで[…]
それでは、アメリカのホリデーシーズンのお店状況を見ていきましょう。
ようやく終わったアメリカのホリデーシーズン
いや、、、ようやくアメリカのホリデーシーズンが終わった、、、やっと、、、という感じです。本当に、大変だった。
アメリカのホリデーシーズンは11月のサンクスギビングから、12月24日までと一般的に思われていますが、実際は12月25日以降にセールをするお店も多くて、尚且つクリスマスギフトでもらったギフトの返品と交換、また学校、会社が休みの所もあったり、旅行客は大体1月の第一週までいる事も多い為、普通なら24日までがクリスマス商戦ですが、実際のホリデーシーズン商戦としては1月の第一週の週末までです。
今日はアメリカ時間では2週目の火曜日です。なので、一昨日までは忙しい日々が続きました。何回も言いますが(苦笑)、忙しかった。。
そして、先週までのホリデーシーズン商戦を見てみると、結果オーライでした!
この記事で明記していた、今年はクリスマスが月曜日の為、ラストミニッツ(クリスマス直前)でお客さんが殺到するのでは無いかと考えていましたが、まさしくその通りで、クリスマス前の週にお客さんが殺到し、超忙しい週でした。その週で、今までの厳しい数字を挽回する事が出来て、更にホリデーシーズン商戦の最終週である先週でも数字をかなり盛り返す事が出来て、トータルで見ると昨年よりも売り上げを伸ばす事が出来ました。
そして、ようやく昨日の1月第2週目の月曜日から通常の営業に戻った感じです。
アメリカの小売店は年末年始休み無しが普通
さて、今回の記事の本題はホリデーシーズン商戦を振り返る、では無くて(その割には結構その内容にスペースを割いてしまいましたが。。)、小売店の年末年始営業に付いてです。
日本のニュースで、年末年始にお店やレストラン営業は辞めた方が良いのではないか?という議論がされていたのを目にしました。
日本の小売店の事はもう良く覚えていないのですが、、12月31日まで営業して、1日は休みで2日からの初売り、福袋発売スタートという所が多いのかな?と思って調べてみると、アメリカと同様年末年始休みなく営業しているお店、デパートがあるではないですか?!何だかな。。
もし、元旦から初売りスタートならば、アメリカの小売店と同じです。そうです、アメリカの大手の小売店、モール等、ほとんどのお店は年末年始も休み無く営業しています。
日本では、福袋商戦という日本独特の絶好の商戦機会がある為、年始は出来るだけ早く始めて、お客さんを逃さない様にしないといけない、という考えがあると思いますが、逆に年末年始、もしくは年始の数日はお店を休みにする、というお店が少しずつ増え始めているという記事も目にしました。
アメリカでは、福袋と言った商売もありませんし、日本ほど元旦という日に特別感はありません。どちらかと言うと、31日のイブに大いに盛り上がりますが、1日は普通の日曜日みたいな感覚です。そして一般的に2日から仕事初めです。
その為、上記の様にアメリカの多くのお店は年末年始は休み無く営業しています。
日本で働いていた時は、一般企業の社会人だった為、年末年始は1週間位の休みがありました。それが今では、がっつりと年末年始働いています。
アメリカの風習と言っても、この日本の正月休みの事を知っている私としては、せめて31日と1日位は2連休取りたい所ですね。。
それが、日本では正月休みという風習がある中、年末年始休まず営業している小売店で働く人々はどうなんだろう?日本では正月は実家に帰って、家族で大晦日とお正月を過ごす人、旅行に出かけるという人が多い中、正月休みも無く、しかも福袋セールの為にサービス残業をしている販売員も居るかもしれません。。
お店、会社オーナーからしたら、稼ぎ時の年末年始もやっぱり運営したいと思うかも知れませんが、実際に働く身からしたら、やっぱりモチベーションは下がる。。
アメリカで働く私でさえ、ホリデーシーズン商戦で心身共に疲れ切っているのに、年末年始も働かないといけないのは、正直「何だかな。。」と思うので、日本の年末年始に休まずに働く小売店、レストランの人達もそう思う人は居ると想像出来ます。その人達の親御さんが可哀そうかもしれませんね。
勿論、そんなの関係なく年末年始も当然、働かないといけないとされている、公共機関の人や警察官や消防署の人達等もいますので、これを言い出すときりが無くなってしまうのは確かですが。。
まとめ
ホリデーシーズンは営業時間も通常営業時間よりも長くなり、勤務時間もいつもに増してバラバラになり、また連勤も増えたり、そして日々とても忙しく、クリスマス後にはギフトの返品、返金がスタートして、またそれに伴う問題処理もとても増え、まさしく心身ともに疲れ果てた、という感じです。
25日のクリスマスはお店が休みですが、それ以外は全てオープンで、年末年始も休まず働かないといけません。「小売店で働く宿命だろ!」と言われれば全くその通りで、自ら選んだこの道だったので、私としては自らこの環境を変えて行きたいと思っています。
しかし、もし可能であるならば、年末年始は社員、スタッフの為と彼等の家族の為にお店、仕事を休みにしてあげれる環境になれば良いと切に願っています。
昔は確か、、年末の事は良く覚えていませんが、年始はほとんどのお店が休みだったと思いますし、それでも以前はそれが当然だった為、それで問題なかったと思います。休みにしようと思えば、出来るのではないでしょうかね?
勿論、年末年始、正月も関係なく喜んで働いている人達もいると思います。私も、本当にそれが理想なので、1年通して、喜んで、ワクワクしながら、また苦しくても苦笑いしながら、仕事をし続けれる環境にして行きたいですね。
最後にTwitter@tomitainusaではアメリカの日常の事、仕事の事、そして小売業の事等を呟いていますので、ぜひフォローしてください。