非常に厳しい状況、2017年アメリカ小売店クリスマス商戦真っ只中!!

2017年アメリカ小売店のクリスマス商戦

アメリカの11月のブラックフライデーから12月末まで辺りをホリデーシーズンと呼びますが、現在、アメリカの小売店のホリデーシーズン商戦、真っ只中です。

勿論、日本でもクリスマスギフト商戦真っ只中ですが、アメリカでは1年間の売り上げの約半分位の売り上げをこの1か月の間に作ると言われている位、1年間の売り上げの生死を分ける期間となる為、アメリカではどこの小売店も必死です。

特に昨年、今年とアメリカの小売店は閉店、倒産が続きまくった為、この期間でどれだけ売り上げを作る事が出来るかで、来年もこの厳しい状況が続くのかどうかの別れ目となる事でしょう。

倒産、閉店しまくるアメリカの厳しい小売店事情

まだまだ続くアメリカの閉店ラッシュ!!

2017年ブラックフライデーから現在の売り上げ状況

前回ブラックフライデーの売り上げ状況を明記しました。

実際にアメリカ小売店で働いている視点からの2017年ブラックフライデーセールの実態と売り上げ結果

私の勤めているお店では、ブラックフライデーの週は昨年よりもとても良かった、という記事を明記しましたが、他の店舗は厳しい結果だったようです。

トラフィックとADT(Average Doller Per Transaction) 客単価が顕著に下がってしまっているようです。

上記の様に、私達はその週は良い結果を残せましたが、、、その後は非常に厳しい状況が続いていますね。。

KPI’Sの全てにおいてダウンしてしまっている状況です。。(KPI’Sに関しては過去記事参考にして下さい)

ブラックフライデーウィークから、私達のお店は段階的に営業時間を延長していますが、延長した夜の時間は正直死んじゃっています。。昨年のこの時期から考えたら考えられない位の静けさです。

クリスマス商戦が厳しい現状の考えられる4つの原因

では、何故今年は現状厳しい状況なのか?私の考えは以下の4つです(1つこれも要因だな、と思い当たったので、3つの原因から4つの原因に更新しました)。

1:カリフォルニアの6つの場所で起こっている山火事の影響

カリフォルニアの冬場の乾燥具合はハンパなく、元々乾燥肌の私にとって、LAの冬は非常に辛い時期です。

今年は例年よりも乾燥して、強風の影響もあり、大規模な山火事がカリフォルニアで、同時に6か所で起きています。

日本のニュースでも報道されているらしく、日本の家族からも「LAの山火事、大丈夫?」と連絡がありました。

私の家、お店の辺りでは、今の所、全く関与していませんが、実際に他の店舗の近所で起こっているという話も聞きました。

多くの避難勧告も出ているみたいですし、実際に1,000件以上の建物が焼け落ちてしまったみたいですし、現在も鎮火せずに拡大している地域もあるみたいで、記録的な大規模な災害と言えますね。

こう毎日、毎日、この火災の報道をされていると、カリフォルニアに関係のない地域にも、観光でカリフォルニア、ロサンゼルス界隈に行く事は避けざるを得ないでしょう。

この大規模山火事による影響は否めないと言えます。

2:今年のクリスマスが月曜日

今年2017年のクリスマス日は月曜日となっています。そうなってくると、直前の23日土曜日、24日日曜日にもクリスマスギフトを購入する事が出来ます。

確か子供以外は、日本では24日の夜にギフトを渡していましたよね??けれどもアメリカでは25日のクリスマス日の朝に家族全員でクリスマスツリーの下に置いてあるプレゼントを開けます。なので、24日の夜にプレゼントを買ってきてもギリギリ間に合います。

実際にその直前まで引き付けなくても、もしそれ以前にプレゼントを買えなくても、最悪は直前の週末で買い物出来るという気分的な余裕が生じていると思われます。

その気分的な余裕がある程度、ギリギリまで引っ張っている可能性があるので、恐らく今週末までは来店客はそんなに増えないのではないかと予想しています。

3:オンライン販売の影響

これはアメリカの物の買い方の大きな変革時期だと言えます。

危機的状況!?ショールームと化しているアメリカの小売店

アマゾンの影響は非常に大きいです。実際に私も多くのクリスマスギフトをアマゾンでも購入しましたし、他にもいくつかをオンラインで購入しました。

アメリカでは元々オンラインでの購入は非常に盛んでしたし、日本の様にお店が凝縮して集まっている地域が少なく、カリフォルニアは点々とモールがある感じですので、わざわざその点と点に向かう事がめんどくさい為、オンラインでの購入は非常に便利なんです。

もうアメリカでは、オンラインの売り上げと実店舗の売り上げは逆転現象に入りつつあります。

その影響がこのホリデーシーズンでも現れているといえます。

4:暖冬の影響(更新分)

「暖冬」、、アパレル業で働いている方ならば、この言葉は聞き飽きたかも知れませんが、、今年のカリフォルニアは例年になく暖冬で、12月の中旬にも拘わらず昼間は半そでに短パンで過ごせる位の温かい気温です。

例年ならば、この時期はスキー、スノボー、雪山ハイキング用に高額のヘビージャケット等が良く売れる時期なのですが、それよりも軽めのジャケット、フリースジャケット等、単価の安めの商品が売れています。その為、ADT(客単価)が例年よりも下がってしまっています。

このホリデーシーズンになると、クリスマスや年末年始にスキー旅行に行くという人も多いのですが(ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、カリフォルニアでもスキー、スノボーが出来る場所が結構あるんですよ!)、暖冬の為、旅行の時期をもう少し後にずらしているのではないかと考えられます。

まとめ

まだまだ、アメリカのホリデーシーズンは真っ只中です。

現状は厳しい状況ですが、上記の様に直前に盛り返せる可能性もありますし、実際クリスマス後も昨年はとても忙しかったので、そこで盛り返せるかもしれません。

どちらにしても、来週のクリスマス直前週は多かれ少なかれ忙しい事は間違い無いので、そこを乗り越えれる様に頑張りたいです。