元々茶髪の生徒に学校が無理に黒髪に染めさせて不登校になるという出来事に関して、アメリカから思う事

学校の黒髪校則って必要ですか?

この生まれつき茶髪の女生徒に学校が強制的に黒髪に染めさせ続けて、その内不登校になってしまい、生徒が大阪府に提訴した、という出来事を知りました。

それに対して学校側は戦う姿勢である、という事ですが、、

更に驚いた事に、学校側は「金髪の外国人留学生に対しても同じ事をする」とさえ言っているみたいです。有り得ない!!

この報道の裏に有るかもしれない本当の詳細、この女生徒と学校側の実際のやり取りの詳細等は分からないですし、上っ面のニュースの記事だけの情報しか無いので、もしかしたら実際にはこの女生徒に大きな落ち度や虚偽等があるのかも知れませんが、この報道のみを受けた上での私の感想としては、もう、全く考えられないですね!

大体、学校での黒髪の学校規則って必要ですか??!

私は全く必要ないと思います!

本当にくだらない学校規則だと思います。

私が学生だったのは遠い遠い昔だったのですが、、当然私の学生時代にも「髪の毛は染めてはいけない」という規則がありました。

でも、染めていました。当時はそういう風に、人と違って見える事がとってもカッコいいと勘違いしていたので、若かったな、、そこじゃ無いんだよな、、と今では思いますが。。

その反面、その当時は髪を茶髪にするという事自体は校則違反だと認識していたし、悪い事をしているという風に思いつつもしていました。

でも、日本から出て、アメリカで生活する様になって、この様な出来事を聞くと、全く理解できない校則ではないかと考え方が変わりました。

茶髪っぽく生まれてくる事は、目が大きく生まれてくる人、鼻が高く生まれてくる人、背が高い人、手が大きい人等と同じ様に、その人が持って生まれた個性です。

それを他人がとやかく言う問題では全くありません。

全然悪くない事です!

それと、、金髪の留学生に対しても黒く染めさせるって、、もう、有り得ない!!考えられない!その人の個性を完全に消し去ろうとしています。

そんな事をアメリカ人に強要したならば、完全に拒絶されますよ。即訴えられるんじゃないでしょうかね?

では、元々黒髪の生徒が茶髪に染める校則に関してはどうでしょうか?

もう、全然良いじゃないですか!茶髪だろうが、まさかのおばさん紫色でも!

それも一つの個性で、ファッションの一部だし、髪を染める=不良、学校の反逆者でも何でもないし。

もう、いかに日本が島国で、閉鎖的で、右にならえの精神が強く、ダイバーシティー(多様性を受け入れる事)に関して後進国かと言う事を世界中に無意味にアピールした出来事です。

アメリカでは考えられないこの出来事

ちょっと冷静になって、、何故こういう校則が出来てしまったのかを考えてみましょう。

アメリカの場合だと、まず学校には単一民族という事が有り得ません。

クラスの中には当然、白人が居て、黒人、メキシカン、アジア人とミックスされています。

白人の中でも、アメリカ人が当然大部分を占めますが、ルーツをたどるとヨーロッパ系、オーストラリア人、カナダ人、ロシア人等、白人の中でも色々と居ると思います。

それに比べて、日本の一般的な学校は、ほぼ9割から10割は単一の日本人だと思います。

髪の毛の色を含めて同じ見た目、制服もあって、更に同じような見た目になります。

皆同じ言語の日本語を話して、日本のカルチャーのみで育ってきた人がほとんどだと思います。

当然、私もこの上記の様に、大学生になるまでは、100%日本人のみの学校で、制服も含めて皆と同じ見た目で、それが全く普通で、もし他の国の生徒が居たならば、正直あまり関わっていなかったのではないかと思いますし、この黒髪であるべきという校則に関しても、茶髪になりたいという願望がある側面では、当然の校則だと受け入れていました。

しかし、日本を離れてアメリカのダイバーシティー(多様性を受け入れる事)を実際に体験してみると、日本の単一民族性という事に違和感を感じる様に自分自身が変わってきました。

アメリカではこういう校則自体が考えられませんし、これだけ様々な人種、髪の色が違う人々が集まっていれば、当然出来ないですよね。

でも、もしも、万が一にも、アメリカの学校に通うほとんどの生徒の髪の色が黒色で、それが普通の事だったとしても、アメリカの学校では、黒色でない人の髪を染めさせるという事はまず無いと思います。

海外でもこの出来事は大きく取り上げられています。

FORBES:フォーブス, BBC News, New York Post, TIMES:タイムズ, Teen Vogue, Yahoo News等、他様々なサイトでこの出来事を取り上げています。

当然です。彼等からしたら本当に意味の分からない事ですからね。。

その中の記事に付いた一般人のコメントを見ると、

「日本の文化、伝統が好きだけど、時々彼らはおかしい」

「それは非理論的だ。私達は自然を尊重すべきだ。特に学校の様な教育機関では正しい方向に生徒を導かないといけないはず。」

「彼等は黒髪でないと仕事に就く事が出来ないから、学校はそうするのだ。」

そして、下記の様なとても悲しい意見がありました。

「日本人は地球の中で一番の人種に対する偏見のある国民だ。」

「日本は人種の偏見をする国で、決してそれが終わる事はない。。。」

こういう意見を聞くと、例え日本を出て、海外に拠点を置いている身分としても、同じ日本人として悔しいですね。。

日本人として言える事として、決してそんな事は無いという事です!

ただ単純に移民、日本人以外の人達と接触する機会が少なすぎるという事だと思います。

まとめ

この出来事を記事で読んで唖然としました。未だにこんな事が行われているのか、、と。

全く時代に逆行している出来事です。

この事件の背景に、日本人は島国の為、異文化、移民の人、外国人を受け入れる事に慣れていない、そういう習慣が無い、そういう機会に恵まれていないというだけの事だと思います。

日本がもっと大きな懐で改善して行く事が出来たならば、今にも増してもっと良い国、世界からより愛される国、JAPANになれるのでは無いかと思います。

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