アメリカ移住を夢見ている人へ送る5つのアドバイス

いつかアメリカに移住したい!と思われている人は非常に多いのでは無いでしょうか。

そんな方々に実際に移住する事が出来た私の経験から、少し厳しい目で見たアドバイスを送ってみたいと思います。

1: アメリカ移住は決して夢の様な生活ではない

日本から脱出してアメリカに移住したい!!と思っているとしたならば、アメリカで生きるという事は決して楽しい事ばかりや、夢の様な生活を送れる訳ではありません。

日本から出たいと思う幾つかの苦難があるのと同じだけ、アメリカでも苦難が待っていると思って間違いないのではないでしょうかね。。

「とにかく日本を脱出したい!そーだ、アメリカは自由な国だとよく聞くぞ。。よし!!アメリカに取り敢えず渡って移住しよう!」

もし、この様に単純に考えているのならば、きっと打ちのめされて日本に帰国してしまうのではないかと思われます。

アメリカ移住は、決して夢物語ではありません。

2: アメリカ移住で得れる事も多いが、失う事も非常に多い

移住によって、得た事は非常に多いです。

英語、アメリカ企業での仕事、20人位のアメリカ人の部下を持つという経験、良い意味での色々な価値観の変化、どこの国でも生きていけるという自信、そして自分のハートの奥深くに感じるメラメラとした強さ。

特に価値観の変化は、日本に住んでいたら決してこうはならなかっただろうな、と思います。

下記は過去記事です

アメリカに来て得た事って何?#1 ”どこでも生きて行ける”

アメリカに来て得た事って何?#2 ”受け入れる事が出来る”

アメリカに来て得た事って何?#3 ”人の良い所を探す”

2-1: 友人関係

たまに過去を振り返ってみて、もし私があのまま日本に住んでいたら、、恐らく、、、同じ会社に勤めていて、昇進して部長になって、週末はいつもの仲間とサーフィンして、仲の良い友人とキャンプに行って、誰かと出会って子供も居て、、、、

う~~ん。楽しそうだ(苦笑)。。

特にサーフィン仲間や友人の事を思うと、、、きっと楽しかっただろうな、、、とつくづく思います。

そうなんです。。アメリカ移住する事によって、得る事が沢山ある変わりに、勿論手放さないといけない事が多い事も忘れてはいけません!

特に友人関係です。。

渡米しても、良い関係は勿論築き続ける事は出来ますが、日本に帰国するといっても、多くて年に1回か、2年に一回とかではないでしょうかね。

私の場合は貧乏学生だったので、渡米後から、、、確か4年後に初めて一時帰国しました。

勿論、その時には友人と4年ぶりに会う事が出来るし、久しぶりなだけに彼らと一緒に、とても楽しい時間を過ごす事が出来たのですが、やはりそんな仲の良い友人と会えるのも数年に1回ともなると、どんどん疎遠になって行きます。

日本に居たなら、彼等と少なくても1か月に一回は遊びに行って、お互いに子供が出来ていたならば、家族ぐるみの付き合いでキャンプやバーべキューや花火大会なんかしたんだろうな、、、と。。

勿論、アメリカはアメリカで友人は出来るのですが、どうも若い時に一緒にバカな事をしてきた友人達の存在は非常に大きかったんですよね。。

2-2: 家族関係

私は高校卒業して、ずっと家族とは離れて暮らしてきたので、家族と離れる事に関しては何の問題もありませんでしたが、女性の方とかだと、家族との別れは辛いかもしれませんね。

こんな何も問題が無い私でも、家族に関して心配な事があります。

過去に記事にしましたが、今後親に何かあったら、、という事です。

これは海外永住組に取っては切実な問題です。

海外在住者にあるある、将来の心配事は?

2-3: 美味しい日本食と日本の素晴らしい文化

これはもうこの記事に全て書いてあるので、ぜひ一読してみて下さい。

アメリカ在住者が日本帰国時に、「やっぱり日本って良い!!」とつくづく思う10の事

こんな日本の素晴らしい事、物達を失ってしまうんですよ!!!

勿論、一時帰国で味わう事、経験する事は可能ですが、それでも数年に一回程度です。。

世界に誇れる日本の花火大会なんか、アメリカ渡米後一回も見れていません。

この様に得る事がある変わりに失う事も非常に多い事を覚えておいて下さい。

3: 移住する為のビザをどうするのか十分考えておく

アメリカ国籍の人との結婚を決めてアメリカに移住する人以外は、どのビザでアメリカ移住するのか、学生ビザの後は何ビザでアメリカに滞在するのか、という事をきちんと考えておく必要があります。

これは非常に重要なポイントです。

本当に多くの日本人の方がビザで苦しんで、どうする事も出来ずに帰国して行きました。

アメリカで働くにはどのビザが必要?

アメリカで働くビザとしては一番一般的な就労ビザのH1Bビザ取得が非常に厳しくなってきています。

しかもつい先日トランプ大統領が就労ビザに関して宣言をしたばかりです。

遂にトランプ大統領がH1ビザを見直しすると発表

アメリカに完全に移住する、という事は最終的にグリーンカードかアメリカ市民権を取得する、というのが目標になってくると思いますが、前述の様に結婚以外でグリーンカード取得するには、計画性が非常に重要になってきます。

男性必見?!雇用ベースでのアメリカグリーンカード取得

4: アメリカで仕事に就く事は容易ではない

これは地域や仕事内容によって事なります。

ロサンゼルスやニューヨーク等日本人の多い都市部では、英語を必要としない日本人向けの仕事や、日本人のみを必要とする飲食店の仕事等、沢山あるかも知れませんが、前記の様にまずビザの問題が常に付きまといます。

実際に私の住むカリフォルニアのロサンゼルス界隈では、日系企業が沢山ありますし、需要も沢山あります。

ただ、やはりビザには悩まされる事になると思いますし、日系企業にも色々あります。

中にはビザの問題につけこんで、日本人を完全に使い捨てする様な会社もあります。

アメリカの日系企業と言っても色々な種類がある

アメリカの日系企業で働くメリットとデメリットって一体何??

もしビザの問題がクリアーになり、日系企業では無く米国企業で働きたい!と、いざ仕事を探そうと、日本での経験を活かして、関連する沢山の会社に応募してみても、アメリカのMBAホールダ―、CPAホールダ―やよほど専門職の強いスキルを持っている人達以外で、アメリカで働いた事の無い日本人にとって、米国企業で働くという事はハードルがとても高いです。

それは例え、日本で社会人としての経験をかなり積んで来た人であっても、上記の様に専門職性の強いスキルを持っていない人にとって、アメリカの企業が有り余るほどのポテンシャルの高いアメリカ人が居るのに、わざわざリスクを取って我々外国人を採用する必要はありません。

ビザの件と同様にアメリカで仕事を探すには計画性が求められます。

アメリカ米企業で就活:日本とアメリカの採用基準の大きな違い

実際にアメリカで働いて分かったアメリカで働く方法

海外での仕事経験も特別なスキルも無い社会人がアメリカで働く方法

5: アメリカに来てチャレンジする価値はある

上記の様な沢山の困難が待ち受けてはいますが(苦笑)、それでもアメリカに来てチャレンジする価値は非常にあると思っています。

私の場合は30歳直前の29歳という、一般的に渡米して来る日本人の中では、かなり遅い年齢のタイミングで渡米して来ましたが、日本でも色々と経験する事が出来た後の渡米という意味では、逆にそれはそれで良かったのではないかと思っています。

なぜ29歳で渡米を決めたか?

最近、若い人達の中では海外に興味を持たない人も増えていると聞く事もありますし、色々と各人の事情があると思いますが、もし可能性があるのであれば、移住とまではいかなくても、日本人だけの環境から飛び出して、数年だけでもアメリカで色々な経験をする事は、これからの長い人生の中で決して無駄にはならないと、私は信じています。

仕事や自分の将来にモヤモヤしている人に捧ぐ、人生の転機を自ら作りだす4つの方法

そして、アメリカだけと言わず、海外に一度出る事によって、日本に対する見方も変わる事もあります。

アメリカに移住した後、日本の事を客観的に見る事が出来るので、日本に帰国した時に実際に何かしら感じる事もあるはずです。

日本だけしか知らないと、日本の良い事も悪い事も含めて、決してこんな風に感じる事は無かっただろうな、、と思います。

アメリカ在住者が日本帰国時に、「え、日本ってこうだったっけ??」と不思議に思う七つの事

アメリカ米国企業に転職して気付いた日本企業、日系企業と米国企業の失敗に対する反応

海外で働く日本人の強みって一体なんだろう?日本人だからこそ出来るアピールポイント

まとめ

アメリカ移住を夢見る人に、厳しいアドバイスが多くなってしまいましたが、そういった困難をたとえ味わうとしても、アメリカに住む価値はあります。

私は根が非常にまじめな性格の為、、、こういう風に厳しいアドバイスになってしまいましたが、楽観的に人生を楽しむ事が出来る人に取っては、上記の困難も大した事の無い、些細な事かも知れません。

私に取っては本当に羨ましいのですが、実際にはこういう楽観的な人の方がアメリカには向いているとは思いますが。。

勿論、色々と計画をたてた所で、物事が上手く行かない事の方が実際多いかもしれませんが、それでもある程度の計画性をたてて、是非アメリカ移住を目指してチャレンジしてみて下さい!

私はアメリカ移住を果たす事が出来ましたが、アメリカで生まれ育ってきた人達からすると、単にスタートラインに立ったに過ぎません。

これから、アメリカでまだまだ沢山の事にチャレンジして行くつもりですし、失敗も沢山して行くつもりです。

共に頑張って生きて行きましょう!!