昇進決定!
アメリカの日系企業から米国企業に転職してから1年と半年も過ぎました。振り返ると、転職時は辛い事ばかりでした。
そんな辛いと思っていた事も乗り越える事が出来て、それがだんだんと日常に変わり、そして自信へと変わって行きました。
すると突然、チャンスが舞い降りてきたのです。私の一つ上のポジションのマネージャが昇格して、移動になる事が決まりました。それによって、そのポジションに空きが出来たのです。
その昇進して移動するボスには本当に色々と助けてもらい、彼無しではここまで米国企業で生き残る事が出来なかったのではないかと思える位の恩人の為、居なくなる事は私にとっては、とてもショッキングな出来事ですが、純粋に彼の昇進を心から祝ってあげて、同時に私が次のステップに行く、成長する為のチャンスを与えてくれた、と前向きに捉える様に決めました。
そしてそのチャンスを自らの手で勝ち取る事が出来たのです!
嬉しいですね。。
簡単な流れを明記すると、
- 一つ上のポジションのボスの昇進、移動が決定
- ポジションに空きが出たと会社から報告
- 会社は内部、外部から募集
- 外部者と同様の方法で応募
- エリアマネージャーと面接
- 決定、報告
この間、たったの1週間の出来事でした。
面接の翌日は休みだった為、会社から電話がかかって来て、「あなたの昇進が決定した、おめでとう!」と言われた時は思わず叫んでしまいました。
気持ち的には、先日インディー500で優勝した佐藤琢磨選手が優勝フラッグを受けた時に、彼が叫んでいたのと同じ心境でしょうか(笑)。
「お前の昇進と佐藤選手の優勝を一緒にするな!レベルが違う。馬鹿かお前は!!」という非難が聞こえてきそうなので、無かった事にしてください。。(苦笑)
昇進決定後に考える事
現在はスタッフ17人の部下とそれにプラスして、今後はマネージャー職の2人の部下が出来る事になります。
正直、そのポジションは私の英語力、コミュニケーション力のキャパシティーを遥かに超えてしまっているポジションです。
面接時は自信を持って、自分の意見をどんどんと言ったのですが、面接を受ける前も特に受けた後も、私がそのポジションになって上手くやっていけるだろうか、ライバルの私と同じポジションのアメリカ人マネージャーは英語が当然ネイティブだし、スタッフもお客さんとのコミュニケーション力にもとても長けているし、彼がそのポジションに就いた方が全てが上手くいくのではないか、会社からしてみたら、当然彼の方が適任じゃないか、、とネガティブに考える事も多かったです。
でも、面接では自信家になり切る!と決めて取り組み、勿論今までの私の仕事ぶりも考慮されて認めてもらい、実際に昇進が決まった時はガッツポーズをする位とても嬉しかった、という事は心の中ではたとえ自分のキャパを超えていても挑戦したかった、という事だと思います。
アメリカに渡米して来た時も、日系企業から米国企業に転職して来た時も、チャレンジしたい!という思いから行動に移してきました。
その結果、ボコボコに打ちのめされきましたが、そこから這い上がってくる事が出来て、それらが自分の自信へと変わってきたのです。
完全に自分のレベルを超えたポジションなので、またボコボコにやられるだろうけど、そのポジション役職が自分のレベルを引き上げてくれるはずだと信じて、やるしかないでしょう!!という気持ちで一杯です。
勿論、その為にはスタートダッシュが絶対に大切なので、この数か月は集中して努力しようと思っています。
私の様な弱者、一般人は人よりも時間をかけて努力するしかないと思っています。
しかも英語ネイティブの人達と共にやり抜くには、英語の事も含めたら彼等よりも2倍、いや3倍位の努力が必要なんですよね。。
そして、半年後には笑って振り返れる様になっているはず!と自分に期待をかけて。
昇進決定後に私はボスから”Are you excited?”「ワクワクしている?」と聞かれたので、正直に「とてもワクワクしている!でも、前任の人と私のギャップを考えると、前任者がとても優れた人だったから、少しナーバスな気持ちにもなる」と伝えたら、”You deserve it!” 「あなたは適任。君がそれを得る事は当然」、「君なら直ぐに出来るよ!」と言ってもらえました。
ライバルだったアメリカ人マネージャーからも、今度私のポジションに昇進するであろうスタッフからも”You deserve it. Congratulations!!” と言ってもらえました。
今までのこの会社での頑張り、結果を認めてもらえた、という気持ちです。
まとめ
以前も明記しましたが、私は本当に普通の一般人ですが、そういう人間でもアメリカでこうやってやっていける、という事を明記して皆さんにも一歩前に出る、何かに挑戦する勇気を少しでも与える事が出来れば良いな、と願っています。
本当はこの記事に全部まとめて明記しようと考えて、書いていたのですが、伝えたい事や、これきっと日本に居る人達は知らないだろうな、もしかしたら逆にアメリカに住んでいる人でこういう内容を知りたい人が居るかもしれないな、と思い始めて、出来るだけ詳細を明記しようと思いました。
なので、今回は取り合えずご報告という事で、その名もずばり「報告編」として(笑)、数回に分けて詳細を明記する事にします!
つづく。。